結婚相談所の創業者が嘆いていた。「女性は『妥協しても年収○万円以上はないと!』と言うし、男性は『もっときれいな人は?』と言うんです。でも、どんな相手と付き合えるかは、その人次第。お相手に多くを求めるより、自分を磨けば、相応の異性に恵まれると思うのですが……」
採用も、実は同じだ。大手人材情報サービス企業が開催するイベントに行くと、各企業ブースが「弊社が望む人材」として、例えば「コミュニケーション力が高い人」「いつも全力の人」などと大書しているのが目につく。これこそ、出会ってもいない異性に、年収や容姿を望む人の姿と重ならないだろうか。
しかしこの「まずは他者へ多くを望む姿勢」は学生も同じだ。『2016 年卒マイナビ大学生就職意識調査』によれば、学生の就職観の1 位は「楽しく働きたい(32.2%)」、2 位は「個人の生活と仕事を両立させたい(24.1%)」と“与えられること”が上位を占める。次の3位がようやく「人のためになる仕事をしたい(16.3%)」だ。
第1回
就活の先生 夏目 幸明の「熱い! 新卒獲得術」
第1回「 モテる会社」になろう!
【月刊HOTERES 2015年11月号】
2015年11月06日(金)