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毛利愼の外食エンターテインメントVol.46

エキナカにして目的来店店!「伊勢角屋麦酒 エキュートエディション新橋店」

2022年07月15日(金)
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開店早々に、JR新橋駅の新たなホットスポットとなった「伊勢角屋麦酒 エキュートエディション新橋店」
開店早々に、JR新橋駅の新たなホットスポットとなった「伊勢角屋麦酒 エキュートエディション新橋店」

先だって、フレンチのコースに合わされたペアリングの乾杯酒にビールが注がれた。伊勢神宮のお膝元で作られるクラフトビール、伊勢角麦酒だった。昨今、世界的なブームとなりつつあるクラフトビールだが、クセが強いものも多い中で、ビールづくりの哲学を感じ、かつ食事とのペアリングにマッチするものは少ないようにも思う。
 
そんな伊勢角屋麦酒を食事と共に堪能できるのが、クラフトビール居酒屋の「伊勢角屋麦酒」だ(※「伊勢志摩の惠み 伊勢角屋新宿店」はブランドを同じくするが、新業態として展開している)。
 
 

伊勢角屋麦酒の産みの親であり、同商品を販売する、(有)二軒茶屋餅角屋本店社長の鈴木成宗氏。ビールづくりを始めるにあたり、JCBAのJudgeやMaster Evaluatorの資格を取得し、40代になってから三重大学大学院博士課程後期に編入して、野生酵母の商業利用の研究で博士号を取得したほどの勉強家だ
伊勢角屋麦酒の産みの親であり、同商品を販売する、(有)二軒茶屋餅角屋本店社長の鈴木成宗氏。ビールづくりを始めるにあたり、JCBAのJudgeやMaster Evaluatorの資格を取得し、40代になってから三重大学大学院博士課程後期に編入して、野生酵母の商業利用の研究で博士号を取得したほどの勉強家だ

そして、今注目したいのが3つ目の店舗として今春、JR新橋駅下のエキュートエディション新橋に出店した「伊勢角屋麦酒 エキュートエディション新橋店」。オープン当初より、夜は予約必須の人気店となった同店は、エキナカ店舗にして目的来店店という、パワフルな店舗だ。ちなみに同店が人気店となった理由が、エキナカ店舗だからとするのは少し違うように思う。もちろん、一般的にエキナカというのは地の利から、店舗努力の有無に関わらず賑わいはある。まして“サラリーマンの聖地”と呼ばれる新橋だ。コロナによるリモートワークで若干減っているとはいえ、相当な人流がある。しかし、同時に飲食店激戦区でもあり、エキナカにあるからといってすべての店舗が、予約必須の人気店になれるか? といえば、そうではない。その証拠に各地のエキナカを見れば、ロケーションの強みが活かされていない店舗も少なくない。エキナカ店であっても、人気店となり、さらにその人気を維持し続けるには、素材や食材の魅力に加え、メニュー開発や従業員教育といった、ソフトパワーの掛け算があってこそ、人気店となりうるのだと理解してもらいたい。
 
そしてそのソフトパワー司るのが、八重洲店オープンより、伊勢角屋麦酒の飲食事業運営を手掛けている㈱アクアプランネットだ。同社は、ディベロッパー人気No.1外食企業のひとつともいわれている優良企業だ。「Belgian Brasserie Court」をはじめとする直営店に加え、東京ドームシティ内の「ミーツポートガーデン」や三重県のアンテナショップ「三重テラス」、「ザ ロイヤルパーク キャンバス 札幌大通公園」内のレストラン運営など、幅広い分野でその運営手腕が買われており、「伊勢角屋麦酒」の飲食店事業でも、その手腕が活かされているのは間違いない。
 
さまざまな価値観の変化から、改めてものごとに“本質力”が求められるようになり、その本質への“掛け算”が、成功を手に入れるためには必須の時代となった。伊勢角屋麦酒や三重食材という“本質的な魅力”に、アクアプランネットの“手腕”が掛け算された「伊勢角屋麦酒 エキュートエディション新橋店」は、その公式が存分に活用されている店舗だといえる。
 
ビールの美味しい季節だ。ぜひ、美味しいのど越しと共に、同店の魅力に触れてみてもらいたい。
 
伊勢角屋麦酒 エキュートエディション新橋店
https://isekadoyabeer.jp/shimbashi.html
 

ドリンクメニューには、伊勢角屋麦酒の各銘柄や三重産の日本酒が、数多く取り揃えられている。タップ数も多く、さまざまな麦酒の樽生が飲めるのも魅力だ
ドリンクメニューには、伊勢角屋麦酒の各銘柄や三重産の日本酒が、数多く取り揃えられている。タップ数も多く、さまざまな麦酒の樽生が飲めるのも魅力だ
料理には三重県産の野菜や、角屋の味噌や醤油と共に食すおつまみに加え、伊勢湾産のタコや的矢かき、松阪牛など、三重産の食材がふんだんに使われており、三重グルメを楽しむために訪れるのも一興だ
料理には三重県産の野菜や、角屋の味噌や醤油と共に食すおつまみに加え、伊勢湾産のタコや的矢かき、松阪牛など、三重産の食材がふんだんに使われており、三重グルメを楽しむために訪れるのも一興だ
松坂牛のすじや三重県産のあわびをネタにしたおでんや、同じくあわびが使われている串揚げ、角屋醤油漬けのクリームチーズに四日市名物トンテキなど、ビールや日本酒にあう料理が数多くオンメニューしている。「Belgian Brasserie Court」で人気のベルギー産フライドポテトも、三重県青のりや塩辛バターがトッピングされた“ここでしか食べられない”メニューとして提供されている
松坂牛のすじや三重県産のあわびをネタにしたおでんや、同じくあわびが使われている串揚げ、角屋醤油漬けのクリームチーズに四日市名物トンテキなど、ビールや日本酒にあう料理が数多くオンメニューしている。「Belgian Brasserie Court」で人気のベルギー産フライドポテトも、三重県青のりや塩辛バターがトッピングされた“ここでしか食べられない”メニューとして提供されている
新橋店では、八重洲、新宿店にはない角屋の蕎麦がオンメニューした。ランチには、蕎麦に人気メニューである角屋のから揚げやもつ煮などが小丼としてセットになったメニューもあり、新橋ランチの人気店にもなっている
新橋店では、八重洲、新宿店にはない角屋の蕎麦がオンメニューした。ランチには、蕎麦に人気メニューである角屋のから揚げやもつ煮などが小丼としてセットになったメニューもあり、新橋ランチの人気店にもなっている

​担当:毛利愼 mohri@ohtapub.co.jp

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