開店早々に、JR新橋駅の新たなホットスポットとなった「伊勢角屋麦酒 エキュートエディション新橋店」
先だって、フレンチのコースに合わされたペアリングの乾杯酒にビールが注がれた。伊勢神宮のお膝元で作られるクラフトビール、伊勢角麦酒だった。昨今、世界的なブームとなりつつあるクラフトビールだが、クセが強いものも多い中で、ビールづくりの哲学を感じ、かつ食事とのペアリングにマッチするものは少ないようにも思う。
そんな伊勢角屋麦酒を食事と共に堪能できるのが、クラフトビール居酒屋の「伊勢角屋麦酒」だ(※「伊勢志摩の惠み 伊勢角屋新宿店」はブランドを同じくするが、新業態として展開している)。
伊勢角屋麦酒の産みの親であり、同商品を販売する、(有)二軒茶屋餅角屋本店社長の鈴木成宗氏。ビールづくりを始めるにあたり、JCBAのJudgeやMaster Evaluatorの資格を取得し、40代になってから三重大学大学院博士課程後期に編入して、野生酵母の商業利用の研究で博士号を取得したほどの勉強家だ
そして、今注目したいのが3つ目の店舗として今春、JR新橋駅下のエキュートエディション新橋に出店した「伊勢角屋麦酒 エキュートエディション新橋店」。オープン当初より、夜は予約必須の人気店となった同店は、エキナカ店舗にして目的来店店という、パワフルな店舗だ。ちなみに同店が人気店となった理由が、エキナカ店舗だからとするのは少し違うように思う。もちろん、一般的にエキナカというのは地の利から、店舗努力の有無に関わらず賑わいはある。まして“サラリーマンの聖地”と呼ばれる新橋だ。コロナによるリモートワークで若干減っているとはいえ、相当な人流がある。しかし、同時に飲食店激戦区でもあり、エキナカにあるからといってすべての店舗が、予約必須の人気店になれるか? といえば、そうではない。その証拠に各地のエキナカを見れば、ロケーションの強みが活かされていない店舗も少なくない。エキナカ店であっても、人気店となり、さらにその人気を維持し続けるには、素材や食材の魅力に加え、メニュー開発や従業員教育といった、ソフトパワーの掛け算があってこそ、人気店となりうるのだと理解してもらいたい。
そしてそのソフトパワー司るのが、八重洲店オープンより、伊勢角屋麦酒の飲食事業運営を手掛けている㈱アクアプランネットだ。同社は、ディベロッパー人気No.1外食企業のひとつともいわれている優良企業だ。「Belgian Brasserie Court」をはじめとする直営店に加え、東京ドームシティ内の「ミーツポートガーデン」や三重県のアンテナショップ「三重テラス」、「ザ ロイヤルパーク キャンバス 札幌大通公園」内のレストラン運営など、幅広い分野でその運営手腕が買われており、「伊勢角屋麦酒」の飲食店事業でも、その手腕が活かされているのは間違いない。
さまざまな価値観の変化から、改めてものごとに“本質力”が求められるようになり、その本質への“掛け算”が、成功を手に入れるためには必須の時代となった。伊勢角屋麦酒や三重食材という“本質的な魅力”に、アクアプランネットの“手腕”が掛け算された「伊勢角屋麦酒 エキュートエディション新橋店」は、その公式が存分に活用されている店舗だといえる。
ビールの美味しい季節だ。ぜひ、美味しいのど越しと共に、同店の魅力に触れてみてもらいたい。
伊勢角屋麦酒 エキュートエディション新橋店
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担当:毛利愼 mohri@ohtapub.co.jp