ピクシーダストテクノロジーズ株式会社(本社・東京都千代田区/東京都中央区)は2月26日、同社が手掛けるリアルタイム翻訳ディスプレイ「VUEVO™ Display」(ビューボディスプレイ)を株式会社三井不動産ホテルマネジメント(本社・東京都中央区)が運営する35ホテルに導入することを発表した。
「VUEVO Display」はリアルタイムで会話内容の字幕・翻訳を、透明なディスプレイで両面に表示するもの。100種類以上の言語に対応しグローバルなゲスト対応、難聴や聴覚障がいのあるゲストとも自然な対面コミュニケーションを可能とし、省スペースで設置可能、専用アプリで簡単操作といった利便性を有する。
今回、三井不動産ホテルマネジメント社は近年の訪日観光客の増加に伴い、対応できる言語やスタッフ数に限りがあるという点、また、聴覚障がいのゲストへの顧客体験の向上を目指し導入。
導入ホテルは同社が展開する「ザ セレスティンホテルズ」「三井ガーデンホテルズ」 「sequence」の計35ホテルに順次設置されることとなる。
三井不動産ホテルマネジメント社は「海外から多くのお客さまをお迎えするにあたり、これまでよりも多様な言語でのコミュニケーションが求められています。『VUEVO Display』を活用することで正確な意思疎通が叶い、的確で迅速な対応へとつなげることができると期待しています。また、トライアル運用をしたホテルスタッフのコメントでは、話した言葉と日本語が同時に変換されることにお客さまが関心を示され、スタッフとの会話のきっかけになりました」と述べる。
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文・オータパブリケイションズ 臼井 usui@ohtapub.co.jp