----今後の展開としては、どのような展望をお持ちですか?
以前から事業には 4本の柱が欲しいということを考えています。まず店舗については春から夏の時期に、うなぎが冬場のふぐに匹敵するような強い商品となるように認知拡大に力を入れたいと思っています。さらに海外では中華圏でのふぐ人気の高まりや 1号店が順調なことから、さらなる展開がアフターコロナでは期待値の高い事業になっています。
次に通販、外販に関しては、既存の卸売に加え、例えば昨年「伊勢丹新宿店」で出店させていただいたような催事出店なども増やしたいですし、昨年末からスタートした(株) SBICによる「玄品ふぐ出前」を含め、デリバリー事業にもさらに力を入れたいと考えています。そして 4本目として、コラーゲン事業の強化に取り組みたいと考えています。コラーゲンについてはふぐ皮のコラーゲンを活用したものを、食と美容の両面で展開できたらいいですね。こちらについては時期と余裕との相談にはなりますが、サプリやドリンク、化粧品など新たな挑戦をしてみたいと思っています。
化粧品については、以前ノベルティーを 1000セット限定で作ったことがあるのですが、その商品の評判がとても良かったので、販路がしっかりと作れれば本格参入したいと考えています。ただやりたいことがたくさんある一方で、失敗しにくい時期でもありますから、地に足をつけて丁寧に取り組むことを優先しています。
----貴重なお話、ありがとうございました。
2022年2月18日号 トップインタビュー (株)関門海 代表取締役社長 山口 久美子 氏
トップインタビュー (株)関門海 代表取締役社長 山口 久美子 氏
【月刊HOTERES 2022年02月号】
2022年02月17日(木)