開業の1年以上前に準備室が立ち上がり、早い段階からコミュニケーションが取れた
富士スピードウェイホテル外観のイメージ
----富士スピードウェイホテルの開業に向けた動きの進捗状況はいかがですか。
伊奈 富士スピードウェイホテルは2022年秋の開業に向けて、ハード面、ソフト面ともに計画通り進んでいます。ハード面については 2021年8月に建物が上棟して、現在は外装、内装、設備の工事を実施しています。竣工は 2022年5月を予定していて、その後 FF& E搬入など開業準備を進めていく予定です。
ソフト面については、吉川 GMが率いるハイアットチームによる開業準備室も立ち上げ、私たち東和不動産チームと共に御殿場市内の事務所で取り組んでいます。現在(2021年 10月取材時)は、運営計画の深度化や要員確保などを中心に汗をかいていただいているところです。
プロジェクトの全体管理は、東和不動産(株)東富士開発準備室として進め、吉川 GMにはホテルの開業準備の責任者としてハイアットチームを束ねていただいているという位置付けになります。
吉川 今回のプロジェクトはホテル単体ではなく、富士スピードウェイ周辺開発事業ということで、富士スピードウェイ、富士モータースポーツミュージアム、モータースポーツビレッジ(仮称)開発などと連携しながら動いています。開業の1年以上前に準備室が立ち上がったことで、早い段階からコミュニケーションを取らせてもらうことができてありがたく感じています。
2021年6月に人事部長、7月に私が総支配人に着任して、9月には人事マネジャーが加わりました。今のところこの3名でハイアットチームを動かし、スタッフの採用活動をメインにホテルの組織づくりなどを進めています。11月に1名、12月に2名のメンバーが入る予定で、さらに 2022年には続々と人材が増えていくことになります。