先日パリで開催された、日仏経済交流委員会主催の観光ビジネスについての意見交換会に参加をしてきた。海外と比較した日本の観光における課題について、実際に現地に行ってそれを感じ、また海外の人間からそれを指摘されることでより強く認識させられた。ここではそのいくつかを紹介したい。
同イベントに参加をしていたのは、在フランス日本国大使の鈴木庸一氏、初代観光庁の長官で、東京工業大学および首都大学東京の特任教授である本保芳明氏、H.I.S. グループの代表取締役会長 澤田秀雄氏、星野リゾート代表の星野佳路氏、柊家旅館の六代目女将 西村明美氏、JR 九州の常務取締役 後藤靖子氏などさまざまで、それぞれの立場から現在の状況と今後の課題について約5 時間、休みもなく議論が行なわれた。
FROM THE PUBLISHER ——太田 進——
観光立国日本のポテンシャル
【月刊HOTERES 2015年10月号】
2015年09月29日(火)