他人はすべて自分よりアカンと思うよりも、他人は自分よりもエライのだ。
自分にないものをもっているのだと思うほうが、結局はトクである。
松下幸之助が述べた言葉であります。
企業では、役職者が上位になるに従い、人を変えようとする働きが強くなってゆきます。大勢を抱える企業ではやむを得ないことでもありますが、しかし会社人事は任せたからには、自らの力を発揮してほしいと期待も膨らみます。ここで考えてみたいことは、部下を背負ったトップは、一人でなく部下全員で成し遂げることが、成果に繋がるチャンスであることを知ってもらいたい。
佐々木正二の「わが身を救う『人づくり』」 連載 第五話
人を通して美しいものを知る
【月刊HOTERES 2015年09月号】
2015年09月18日(金)