テレワークのモチベーションアップはトップ次第!!
緊急事態宣言発令による自粛・休業の中、今まで大半経験をしたことがないテレワークやWeb研修が余儀なくされています。ところがもはや “ 画面を通してではモチベーションが上がらない ” というあきらめの声がチラホラ聞こえてきはじめました。
しかし、テレワークによるモチベーションアップはトップのリーダーシップの強さが根源なのです。右肩急落下がりの数字を見て肩を落とすことなく今こそ、マスクの上に鎮座している目をカっと見開き、今の状況における考えや方針、未来の方向性を思いついたときにいつでも簡単に発信できるWebを活用して具体的に示さなくてはなりません。
社内だけではありませんよ。社外にもわが社の方針を大いに発信することが大切です。それは“うちのトップはほんとにやる気だ!”と第三者的にも理解することができるからです。
愚痴をこぼしているときではありません。トップに立ったときの野心、希望をぜひ思い出してください。そしてそのときの思いをぶつけてください。眠り続けてきた熱い思いをストレートに発信することが再燃させるエネルギーとなるからです。
テレワークでも画面や携帯から飛び出してくるほどの熱気は冷徹な機材の壁を溶かします。そしてスタッフの気持ちを奮い立たせ、前向きな議論やアイディアが飛び交う職場に変わるのです。これは理想論ではありません。実行しているサービス業があるのです。
チマチマした思いつきや隣のホテルのマネ指令はNG! タスク化・ミクロ化は作業感を与え疲労困憊を招きます。ぜひ、トップの大声で次世代をになう若者たちの創造力芽生えさせてください。
第8回連載 山下裕乃
山下裕乃の辛口コラム
テレワークのモチベーションアップ?
2020年05月08日(金)