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新型コロナ関連ニュースまとめ 第一回

政府の家賃補助実現か? 新衛生基準を公表する大手続々 ほか

2020年04月29日(水)
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HOTERESスタッフが新型コロナウィルス関連のニュースで特に業界に関係しそうなニュースを毎日紹介するコーナーを本日より開始します。第一号はスタッフ岩本大輝から二つのニュースをご紹介します。
 
① ホテル・飲食業に朗報か 家賃支援を首相が検討表明
http://www.hoteresonline.com/articles/8514
 
これは宿泊・飲食業には非常に大きなニュースです。
4月28日に開かれた衆院予算委員会で、安倍晋三首相は提起された家賃補助案について、政府として検討することを答弁で言明。与党が具体的な支援策の策定に動き始めました。
具体的なモデルについてはリンクを御覧ください。
 
自粛・休業が続く宿泊・飲食業で何よりも今大変なのがキャッシュフロー。人件費は限定的ながら雇用調整助成金が出るものの、もう一つ大きいのは家賃です。これがどこまで実現するのか。期待値が高い一方で「ホテルの一千万単位の賃料を補償するとは思えない」という声も。いずれにしても、力強いサポートを期待したいものです。
 
 
もう一つのニュースは、大手ホテル企業が続々と新しい安全基準を打ち出していることに関して。
 
② ゲストを迎え入れるための新衛生基準をグローバル大手など続々と採用
http://hoteresonline.com/articles/8515
 
これだけ新型コロナウィルスが騒がれる中でも当然、必要かつ緊急な宿泊需要があります。
営業しているホテルとしては、当然集客もですが、ゲストにも、働くスタッフにも安心してホテルに来てほしいもの。それを受け、マリオットやヒルトンは社内、社外のプロフェッショナルを迎え新たな衛生基準を設立。また、若干視点は違いますがアコーも幅広い業界で検査・認証などを手掛けるビューロベリタスをパートナーに事業者の事業再開に向けた衛生対策の取り組み認証を開始しています。また、国内では星野リゾートが「衛生管理」と「3蜜回避」の徹底と題し、同社の取り組みを公表してます。
 
こうした取り組みはホテルの基本である安心・安全の周知にもなりますが、最終的には集客にも繋がる可能性もあります。特に星野リゾートの取り組みなどは多くの企業が取り組んでいる内容と大きく変わるものではありません。そうした企業の取り組みを、企業としてしっかりと発信をしていくことも、ゲスト、スタッフ、ビジネスそれぞれのために重要ではないでしょうか。


3つ目は、ぜひ皆さまにも考えていただきたいテーマです。

③ ホテルザフラッグ株式会社 クラウドファンディングを活用した医療従事者へのホテル無償提供プロジェクトを開始
http://www.hoteresonline.com/articles/8518

資金繰りなどの問題でそんなことを言っていられないという施設も多いかと思いますが、このような状況の中で「ホテル事業者として自分たちは何ができるのだろう?」と考えに考え、パートナーを巻き込んで始まったのがホテルザフラッグのクラウドファンディングを活用した医療従業者向け無料宿泊プランです。
今、コロナ拡大阻止の状況において最も重要な医療従業者の方の中には、家族への感染を懸念し車中泊を行なっていたり、人の手を介さないカップラーメンを毎食食べるなど、われわれの想像を絶する生活をされている方もいらっしゃるそうです。「そうした人たちに何かできないか?」と考えた末に行き着いたこのアイデア。実際、感染者だけでなく、医療従業者の宿泊に懸念を示すホテルもあるそうです。国を支える人たちに、そうであってはいけないと、立ち上げたプロジェクト。本プロジェクトは寄付も受け付けていると同時に、大阪から始まったプロジェクトを東京など他都市に展開するプランもあるそうで、そのオーナー様も募集しています。ぜひご覧の上ご協力をお願いします。私もわずかではありますが、寄付をさせていただきました。

(レポート:岩本 大輝)
 
 

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