右記の写真は、宮島にある旅館菊乃家の夏服を着ている支配人の松本さんである。菊乃家のスタッフは、ユニフォームを自ら進んで着ている。旅館の在り方を考えるために集まったオフサイトミーティングで、自分たちの存在意義を「ようこそ宮島の我が家へ」と表したのだ。背中に「ようこそ宮島の我が家へ」と大きくプリントされているのは、彼らのおもてなしコードであり、客数、稼働率、ほかの宿泊施設との差別化を図るための戦略ではない。
2019年10月18日号 サービス・イノベーション-Part2
152サービス業における戦略とは何か
【月刊HOTERES 2019年10月号】
2019年10月15日(火)