葛飾北斎の浮世絵「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」に描かれた“波”をデザインしたオリジナルカーペットを敷き、海をイメージ。また、壁面を空に見立てたオリジナルクロスにより、部屋全体を一枚の浮世絵のように表現している。
部屋の正面装飾は、北斎が愛したと言われる「プルシアン・ブルー」の夜空に浮かぶ月と、墨田区の工芸品「江戸切子」の紋様(伝統紋様「菊繋ぎ紋」)をモチーフとし、美しく趣のある雰囲気を演出した。
来場したゲストが、北斎の作品の中に入り込んだかのように感じてもらいたいという想いからデザインを一新したとしている。
同ホテルは婚礼やお祝いの他、講演会、研修会、セミナー、トークショーなど、幅広い用途で活用できる会場を目指す。

■会場名の由来
宴会場「北斎」は、世界的に有名な画人、「葛飾北斎」が墨田区で生まれ、生涯のほとんどを区内で過ごしたと言われていることからつけられました。
「江戸東京博物館」や「すみだ北斎美術館」といった歴史施設が並び、日本文化、伝統を連綿と受け継ぐこの土地ならではの会場となっております。