都会には結婚よりも仕事が第一の女性がほとんどと言ってもよいほど、現代の女性は結婚にさほど魅力を感じていないというのが現実のようです。
㈱スティルサンク 代表取締役
濱野紹央子
〈プロフィール〉幼い頃から華道、茶道、能に親しみ日本の最高のおもてなし文化を身につけながら育つ。大学在学中には皇太子殿下が名誉総裁を務められた団体より日本の代表として全米を訪問し 日本の文化を伝えるとともに欧米の文化を学び帰国。自身の結婚式の時に全てをセルフプロデュースしたことをきっかけに、日本国内はもとより欧米での研修・視察・資格取得を重ね、欧米スタイルの独立型ブライダルコンサルタントのパイオニアとして活躍。名門ホテルのブライダル再生事業や企業コンサルティング、講演活動、個人客のウェディングプロデュースなど数多く手がけている。最近では国土交通省観光庁「産学連携による観光産業の中核人材育成・強化事業」の「ホスピタリティ産業における女性の活躍と組織づくり講座」におけるカリキュラム検討委員を務める。
最近とみに、私の毎日の中で20 代から50 代の各年代の女性と日常的に接する機会が増えています。それは私にとって新しい時代の各年代の女性の働き方や結婚観などを知ることのできる仕事上の貴重な時間でもあり、一方で彼女たちにとっても人生の先輩として、母親や姉妹とは違う私といる時間は興味深々のようで、まるで親友のように何時間でも話が尽きないのです。
ブライダルの仕事をしていれば、若い女性の存在は今に始まったことではなく、新郎新婦はもちろんのこと、一緒にお仕事をする仲間も20 代30 代の若者が大勢いるのは当たり前の環境でした。