東京商工リサーチによる2019 年4月の「倒産月報」が5 月14 日に発表。全国の企業倒産件数は645 件、負債総額が1069 億1600 万円となった。
倒産件数は前年同月比0.76%減(5件減)で、3 カ月連続で前年同月を下回った。また4 月度として、5 年ぶりに前年産業別では、10 産業のうち、5 産業が前年同月比を上回った。
また、4 月度の「人手不足」関連倒産は26 件(前年同期30 件)と減少した。内訳は、人で確保が困難で事業継続に支障が生じた「求人難」型が4 件(同8 件)発生した。
負債総額は、前年同月比0.76%減(114 億4900 万円減)、2 年ぶりに前年を上回り、2 カ月ぶりに1000 億円台に乗せた。全体は負債1 億円未満が470 件(構成比72.8%)と7 割を超えており、小・零細規模の企業の倒産を中心に推移したことに変化はない。
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東京商工リサーチ
4月の全国企業倒産状況—負債総額1069億1600万円 宿泊業2(前年比2件減)、飲食業62(前年比4件減)
【月刊HOTERES 2019年06月号】
2019年06月21日(金)