前回の連載で入社式や新入社員研修についてお伝えしましたので、今回からはその新入社員をどのように育成していくのか、弊社の【こだわり】をご紹介させていただきます。
世の中には育成についてのセミナーや本などはあふれるほどあり、DM やファックス、最近ではWEB 広告やSNS からもバンバン情報が入ってきます。それだけ人財の育成に力を入れている会社が多いのは素晴らしいことだと感じています。
㈱ブライド・トゥー・ビー
代表取締役 伊藤誠英
〈PROFILE〉大学卒業後、さまざまな仕事を経て、28歳で株式会社ブライド・トゥー・ビーを設立。理念経営を掲げ、【企業文化で徹底的に勝負する】をモットーに、高い従業員満足度をサプライズな取り組みで実現。サービス業の当
たり前を打破し、異色の独創的経営を続ける。
さて、新入社員のトレーニングにあたり多くの会社がOJT(ON THE JOBTRAINIG)というやり方で、新入社員をトレーニングしていることだと思います。
OJTは効率的に即戦力人財を生み出すにはとてもよく、実際の仕事を通じて実践的なノウハウが学べ、また特別に教育の時間や場所も提供する必要もないので教育コストも低く抑えることができます。
いろいろなやり方があると思いますが、やってみせる→説明する→やらせてみる→確認してアドバイス、このような流れが一般的ではないかと思います。
しかしながら、OJT では指導者の育成能力により新入社員の成長に大きく差が出てしまいます。
また成果を出しながら指導しなければいけないことで指導者の負担が大きくなるという側面もあります。
ただし、その指導者自身の成長も大きく促進していくという素晴らしい側面があることも忘れてはいけません。
そこで指導者自身の負担が大きくなりすぎないように、全体で共通することに関してはOFFJT(OFF THE JOB TRAINIG)も上手に活用している企業も多いと思います。