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第52回 大岩根 成悦  「日本型IR &カジノ」の実現へ 

第52回  政府が19 年度予算案としてIR 整備関連費用を閣議決定

【月刊HOTERES 2019年03月号】
2019年03月15日(金)
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㈱ブライト 代表取締役
日本カジノスクール 校長
大岩根成悦
(おおいわね・まさよし)

大学生時代に豪華客船「飛鳥」の船上カジノディーラーとして勤務したことがきっかけでカジノの業界に興味を持つ。
これまでに訪問したカジノは20 数カ国80 カ所以上。外航客船、一流ホテルのパーティーなどで培った自らのカジノディーラー経験と、世界のカジノ視察から学んだカジノディーラーの育成システムを国内に広めるため、2004 年に日本初の本格的カジノディーラー専門養成機関「日本カジノスクール」を開校、校長に就任。
巣立ったディーラーは500 名を超え、国内外のカジノで活躍中。カジノディーラーを厳格に審査するための「カジノディーラー資格認定試験」を実施している「日本カジノディーラーズ協会」、NPO 法人「日本ポーカー協会」の理事も務める。

 
 政府は19 年度予算案として「カジノ管理委員会の設置」等、IR 整備関連費用29 億円を閣議決定した。昨年可決した「特定複合観光施設区域整備法」にのっとって、今年7 月内閣府の外局に「カジノ管理委員会」が設置される。
 
 同委員会は委員5 名(要国会同意)、事務局95 名(事務局長、次長、監察官、総務企画部、監督調査部)の100 名で構成され、カジノ施設の設置及び運営に関する秩序の維持及び安全の確保を図ることを目的としている。
 
 主な業務は、カジノ事業の監督、カジノ施設供用事業の監督、カジノ関連機器等製造業等の監督、カジノ施設の適正な利用(反社会勢力の排除、依存防止、マネーロンダリング等の犯罪防止)の確保である。
 

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