29・30 年好調インバウンド
青森県は、インバウンド観光を活性化させた地方として、香川、佐賀などと並んで好調さが評価されたが、30 年も引き続き外国客が集まっている。
外国人宿泊客が29 年26 万人だったが、30 年延べ宿泊客数は30 万人以上が見込まれている。
外国客増加の第一要因は、青森空港における中国および韓国からの直行定期便の充実で、これが直接の要因である。
県では北海道新幹線の開業をにらみ、空路と新幹線の青森-函館航路を活用して「交流人口」を増やす「立体観光」戦略を推進してきた。
他方、海からの客も重視し、客船誘致にも力を入れ、青森港に寄港する大型クルーズ客船は年間20 隻以上で東北でもトップの盛況。2019 年には「クイーン・エリザベス」の青森初寄港も計画されている。