私たちがつい言葉にしたくなること、それは忙しいの連発に続く「役割」にあると考えます。皆さんが受け持つ役割にはどのようなものがありますか。数ある役割には、厚い薄いはないでしょう。すべてが重要なのです。人は目が覚めたときから就寝まで、その間の行動のすべては、役割から始まり役割で終えるのではないでしょうか。
自宅での役割、人との役割、ビジネスでの役割、人々が生息するからには役割から離れることはできません。そしてその働きや貢献によって信頼され評価に結びつきます。これが人生の歩みなのかもしれません。役割は方向を変えて見ますと「務める」に変わり、単なる行動から責任の重い役割へと幅が広がります。これが人に与えられた役割、すなわち務めるにつながってゆきます。自分の今を考えてみましょう。ビジネスの役割にはどのような務めがあるでしょう。
第四十六話
佐々木 正二 我が身を救う人づくり
第四十六話 役割からはじまり役割で終える それが務めの灯
【月刊HOTERES 2019年03月号】
2019年03月15日(金)