2019 年の新春を寿(ことほ)ぎ、日本人にとって平成から新しい年号の時代へと大きな節目の年を迎えるにあたり、平和で心穏やかな発展の年になることを多くの日本人が心から願ったことと思います。そのためにも自信を持って生きて行くための知恵とは何でしょう。
(株)スティルサンク
代表取締役 濱野 紹央子
〈プロフィール〉幼い頃から華道、茶道、能に親しみ日本の最高のおもてなし文化を身につけながら育つ。大学在学中には皇太子殿下(現天皇陛下)が名誉総裁を務められた団体より日本の代表として全米を訪問し 日本の文化を伝えるとともに欧米の文化を学び帰国。自身の結婚式の時に全てをセルフプロデュースしたことをきっかけに、日本国内はもとより欧米での研修・視察・資格取得を重ね、欧米スタイルの独立型ブライダルコンサルタントのパイオニアとして活躍。名門ホテルのブライダル再生事業や企業コンサルティング、講演活動、個人客のウェディングプロデュースなど数多く手がけている。最近では国土交通省観光庁「産学連携による観光産業の中核人材育成・強化事業」の「ホスピタリティ産業における女性の活躍と組織づくり講座」におけるカリキュラム検討委員を務める。
年齢を重ねると年々月日の経つのが早いとは昔からよく言われていたことです。ところが最近では若い人の口からも毎日のように、そのような言葉を聞くことが多くなり去年の暮れにかけてとても驚いたことのひとつでした。
2019 年は平成時代から年号も新しくなり、皇太子殿下が新たな天皇に即位され、たくさんの行事が執り行なわれる大きな節目の年となります。そのように特別な一年を迎え昨年以上にまたたく間に一年が過ぎるだろうことを予測するとき、一日一日を丁寧に紡いで過ごすことを意識しないと、気が付いたらもう年の瀬、ということになりかねないと心しておくことも大切なことかもしれません。