2018年10月における全国のホテルパフォーマンスについて集計がまとまった。
2018 年10月の全国の平均客室稼働率は84.6%で対前年月比1.1 ポイント減となり、定員稼働率は73.5%で対前年月比1.8ポイント減となった。
なお、同時に行なっている「全国客室平均単価(ADR)エリア分析速報」の集計によると、ADRの全国平均は11,634円で対前年同月比1.3ポイント上昇。結果RevPARは9,866円で対前年同月比上下なしとなった。
9月の台風や地震などの自然災害の影響が10月にも響き、インバウンドをはじめとする団体キャンセルを補うことが難しかった。関東圏の稼働率は増加したものの、全体では低迷する結果となった。
【四国エリア】76.6%(4.6 ポイント下落)。
松山は「昨年は国体で客数が非常に多かったため、今年は減少」、「前年は国体が開催されており稼働・ADR 共に大きく落ち込んだ」。と、コメントがあった。
「全国稼働率調査」記事詳細は12月7日号にて。本誌では実際の各地域の稼働率、前年同月比、各エリアでの同月の特色などのほか、ADR動向を掲載している。
※本誌「全国客室平均単価(ADR)エリア分析速報」における稼働率は「全国61都市ホテル客室稼働率」と集計ホテル数が異なるため、対前年月比の数値が異なる場合があります。
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