農林水産省がガイドラインを定める「海外における日本料理の調理技能認定制度」(2016 年4 月1 日制定)では、日本料理に関する知識・調理技能が一定のレベルに達した海外の日本料理人を、民間団体が認定できるようになっている。現在運用・管理団体は株式会社テー・オー・ダブリュー、株式会社和食人材プラットフォーム、特定非営利活動法人日本食レストラン海外普及推進機構(JRO)、株式会社TSA キャリア、公益社団法人全国調理師養成施設協会、株式会社RETOWNの6 団体。
農林水産省が昨年公表した同ガイドラインでは、習得した日本料理の知識・技能の水準によってブロンズ、シルバー、ゴールドの3 段階が設定されており、各レベルによって認定要件が異なる。ゴールド認定には最も厳しい要件が課される。