優勝した中根庸介氏「優勝できたのは自分だけの力ではなく、支えてくれる仕事仲間や家族、今回のチームメンバーのおかげ。アジアファイナルまでの1 カ月でさらに練習、勉強を重ねてマレーシアに挑みたい」と語った
オリジナルのマルガリータで
ファイナリスト9 人を選考
レミー コアントロー ジャパン㈱(Rémy Cointreau Japan、東京都港区 宮﨑俊治代表取締役)は9 月13日、天王洲TMMT を会場にバーテンダー・コンペティション「ラ・メゾン・コアントロージャパン 2018」(La MaisonCointreau Japan 2018)を開催。京王プラザホテル(東京・新宿)の中根庸介氏が優勝し、10 月下旬に行なわれるアジア大会への出場権を獲得した。
この大会は国際的にも知名度の高いオレンジリキュール「コアントロー」を冠したコンペティション。日本では昨年から行なわれており、リーガロイヤルホテル(大阪)の池上祐子さんが優勝し、アジア大会でも準優勝している。今年はマルガリータ カクテルの誕生70 周年と言われていることから、コアントローやバーテンダー自身の過去、未来を反映させたマルガリータを創作する「コアントロー マルガリータ チャレンジ」と題した書類選考を行ない、ジャパンファイナルに進出する9 人のバーテンダーが選出された。
ファイナリストに課されたチャレンジは二つ。「レミーマルタンXO チャレンジ」では、400 種の原酒からなるレミーマルタンXO とバーテンダー自身を重ね合わせたプレゼンテーションを実施。個々のビジョンや可能性を掘り下げながら、蒸留酒と人の関係性の重要さが表現された。続く「コアントロー マルガリータチャレンジ」では、書類選考に提出したおのおののマルガリータを披露。大会に訪れたギャラリーは九つのマルガリータのクリエイションに見入った。
この二つの競技から最終審査への進出者3 人が発表され、直前まで題材が明かされない最終審査のシークレットチャレンジに臨んだ。トップ3に選ばれたのは優勝した中根氏のほかに、TRUNK(BAR)(東京・神宮前)の齋藤隆一氏、minibar(京都)の奥西敏宏氏。そして選に漏れた6 人のファイナリストは抽選で3 チームに分けられ、トップ3 をサポートするスタッフに回った。