㈱ブライト 代表取締役
日本カジノスクール 校長
大岩根成悦
(おおいわね・まさよし)
大学生時代に豪華客船「飛鳥」の船上カジノディーラーとして勤務したことがきっかけでカジノの業界に興味を持つ。これまでに訪問したカジノは20 数カ国80 カ所以上。外航客船、一流ホテルのパーティーなどで培った自らのカジノディーラー経験と、世界のカジノ視察から学んだカジノディーラーの育成システムを国内に広めるため、2004 年に日本初の本格的カジノディーラー専門養成機関「日本カジノスクール」を開校、校長に就任。巣立ったディーラーは500 名を超え、国内外のカジノで活躍中。カジノディーラーを厳格に審査するための「カジノディーラー資格認定試験」を実施している「日本カジノディーラーズ協会」、NPO 法人「日本ポーカー協会」の理事も務める。
7 月に「特定複合観光施設区域整備法案」(カジノ実施法案)が可決し、日本進出を狙う外資カジノオペレーターは相次いで日本法人、日本事務所を開設し、日本で企業PR を強化する動きを活発化させている。
外資カジノオペレーターは日本をラストフロンティアと呼び、3ヵ所という認定区域の権利を巡り猛烈な攻勢を仕掛けているには訳がある。それは、マカオでのカジノ運営ライセンスが2020 年より相次いで満期を迎えるためである。