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トリップアドバイザー

世界最大規模の旅行動向調査「トリップバロメーター スマホトラベラー」を発表 スマートフォンで旅の計画や予約を行う「スマホトラベラー」が旅行者の4割を占める 宿泊施設に求めるサービスとは

2015年07月09日(木)
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■スマホトラべラーが求める宿泊施設のサービスとは
 
「宿泊施設から提供されていれば便利だと思うモバイル周りのサービス」について聞いたところ、旅行者全体とスマホトラベラー両方において、「アダプターや変圧器」、「ノートPC、携帯、タブレット等に対応した充電器」という声が多く上がった。しかしスマートフォンに関連するサービスの場合、一般的な旅行者とスマホトラベラーでは求める内容に差異が見られた。その他では、「旅行先でアクティビティなどの予約ができるアプリ」や「モバイルチェックイン」、「モバイル端末での支払い」なども挙げられていた。

■宿泊施設が逃している「機会」は?

スマホトラベラーの宿泊施設に対するニーズに、宿泊施設はどこまで対応しているのか。宿泊施設からの回答と照らし合わせて比較すると、ニーズに追いついていない項目が明らかになった。「充電器」のニーズは高いものの、実際に対応している宿泊施設は35%に留まりました。「旅先でアクティビティなどの予約ができるアプリ」を提供しているのは16%、「SIMカードや携帯電話の一時貸し出し」に対応している宿泊施設はわずか7%だった。今後増えていくと思われるスマホトラベラーたちのニーズにどう対応していくかは、宿泊施設にとって課題の一つと言えそうだ。

■日本の宿泊施設のサイトは未だモバイル未対応
 
今や世界中の宿泊施設は、様々なプラットフォームからアクセスが可能となった。調査対象国の宿泊施設の73%がオンライン上の予約を、55%がモバイル端末からの予約を受け付けていますが、モバイルに適したウェブサイトを提供している施設は46%、旅先でアクティビティなどが予約できるアプリを提供している施設は20%だった。
 
国別のデータから日本の状況を見てみると、モバイルに適したウェブサイトの開設が、他の国と比較して顕著に低い(11%)ことが分かった。タイや中国、インドネシアなど日本を訪れるアジア諸国にスマホトラベラーが多い現状を考えると、スマートフォンに対応したサイトの準備は日本の宿泊施設にとって急務と言えそうだ。

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