ザ・ペニンシュラホテルズの親会社である香港上海ホテルズ社(HSH)は、2018年9月1日付で、小林一利 マーク 氏がセールス&マーケティング担当上席副社長に昇進した。2017年3月より、同社マーケティング担当副社長として統括してきたグループ全体のデジタルマーケティング、ブランドコミュニケーションズ、広報、ゲストエンゲージメントを含むマーケティング部門に加え、今後は営業、レベニューマネジメント、グローバルカスタマーデータベース部門、そして全ホテルの宿泊予約に多言語で対応するグローバルカスタマーサービスセンターも統括する。
日系3世として米国で生まれ育ち、カリフォルニア大学デービス校にて国際関係や世界政治、経済学における芸術学士を取得後、カリフォルニア州知事オフィスよりキャリアをスタート。1998年に日本に居を移し、PR代理店での勤務を経て、2003年からはグランドハイアット東京や株式会社バルスのマーケティングコミュニケーションズディレクターを歴任し、活躍の場をラグジュアリー業界へと広げた。2006年、ザ・ペニンシュラ東京の開業前より、広報部長として東京の広報部門を統括した後、2012年には東京を含めた世界のザ・ペニンシュラホテルズの日本地区における広報業務の統括職に就任。2015年にザ・ペニンシュラホテルズマーケティング日本統括本部長に昇進した後2017年3月には、同ホテルの親会社である香港上海ホテルズ社マーケティング担当副社長に就任している。
【香港上海ホテルズ社概要】
香港上海ホテルズ社(HSH)は1866年に香港ホテル社として創設され、香港証券取引所に最初に上場した会社のうちのひとつです。HSHは、現在、香港、上海、北京、東京、バンコク、マニラ、ニューヨーク、シカゴ、ビバリーヒルズ、パリなどアジア、アメリカおよびヨーロッパの主要10都市においてホテルを展開すると共に、ヤンゴンとロンドン、イスタンブールでホテル開業に向けて準備を進めています。また、香港のザ・ピークタワーやザ・リパルスベイをはじめ、セントジョンズビルディング、ザ・ピークトラム、バンコクのタイカントリークラブ、アメリカのモントレー郡カーメルのクエールロッジ&ゴルフクラブなどの商業・住居用物件の所有および運営も手がけています。HSHの主要株主はカドゥーリー家で二十世紀初頭より株を所有しており、現在では株の所有率は全体の約57%にのぼり、そこから生ずる利子が長期に亘っての投資の核となっています。高品質の商品やサービスを提供することがHSHの哲学であり、質の高いペニンシュラブランドを保っています。
ザ・ペニンシュラホテルズ