素泊まり3000 円~と安価ながら、天井が高くゆったりと過ごせる“ 進化型カプセルホテル”として、今注目を集めるファーストキャビン。昨年12 月26 日、京都・三条河原町に“ 京都らしさ” に特化した17 施設目をオープンした。その象徴とも言える、京都らしい和のモチーフを散りばめたモダンなレセプションエリアに設置されたのが、「NESPRESSO」の「ZENIUS(ジニアス)」だ。その導入の経緯や反響について、支配人の木村かおり氏に聞いた。
【問い合わせ先】ネスレネスプレッソ株式会社
所在地=東京都品川区東五反田2-10-2 東五反田スクエア15 階
電話=ネスプレッソ・プロフェッショナル・サポート フリーダイヤル0120・35・7202(平日9:00 ~ 17:00)
木村かおり氏 「ファーストキャビン京都河原町三条」支配人
「ジニアス」が設置されている「cafe&bar15」のカウンター。ゲストの手に取りやすいよう、フロントにも隣接した場所に設置されている
“この価格でこのおいしさ”
ゲストが驚くクオリティー
通常のカプセルホテルの約2 倍の高さを持つ、2.5㎡または4.4㎡の“ キャビン” に宿泊でき、フロアはエレベーターからキーで管理された女性専用、男性専用に分かれているので、女性一人でも安心。多言語対応を含めた、ホテル同様のホスピタリティーが感じられるサービスが受けられ、男女各エリアにシャワーブース、大浴場も備えていながら、カプセルホテルと同等の価格で宿泊できる場所として、全国に20 施設を展開(2018 年8 月現在)、国内外からゲストを集めるファーストキャビン。同社が昨年12 月26 日、烏丸に続いて京都の中心エリア・三条河原町に開業したこちらは、“ 京都らしさ” に特化した新展開だ。ドアが開くとまず、着物を着用した女性スタッフと、和紙をあしらった壁面や障子など、和のモチーフとウッドを多用した明るく開放的なレセプションエリアが迎えてくれる。
「ZENIUS(ジニアス)」は、そのエリアの一角、1 台はフロント横ロビーの専用トローリーに。もう1 台は、朝食会場でもあるカフェ&バー「cafe&bar15」のカウンター上に。どちらもゲストの目につきやすく、使い勝手のいい場所に常時設置されている。オープンから取材時で約1 カ月弱、「この価格で泊まれて、こんなに本格的なコーヒーが飲めるなんて」とゲストからの評判は上々で、約半数以上が利用しているという。朝食後の一杯として、出発前の一杯として。また、紙コップに注いで出発時にテイクアウトするゲストも多いという。