どこかで聞いたことがある、そんなこと誰もが知っていると思っているのに「どうしてなの」と聞かれると、自信を持って説明できない、そんなことありませんか。
いま、和の結婚式を希望するお客さまが多くなっているのに、お客さまの質問に正確に答ええられなくては、集客アップにならないと思います。そこで、今日から役立つ和婚の基礎的なお話しをしましょう。
和婚塾・塾長
飯田美代子
〈プロフィール〉東京下町生まれ・美容業界で15年、婦人画報社に13年いずれも美容、和装の雑誌を編集担当。アルトマン出版立ち上げのため退職、アルトマン倒産により退職。東京プロデュースの出版部AJ 出版を設立。雑誌AJを発行。東京プロデュース解散により退職。㈱明・美を設立。雑誌セサミウエディング、ブライダルのお仕事、大人のウエディング、和のWedding 和婚を発行 書籍「ウエディングのすべてQ&A」「和婚」「和婚事典」を発刊。「和婚塾」を開塾 現在に至る。
いま、注目の人前式は25年前ごろ、
話題になったオリジナル・ウエディングです。
和の結婚式には4 つのスタイルがあり、ご存じように結婚式は神前結婚式、神社結婚式、仏前式、和の人前式があり、その中から自分たちの希望のスタイルで挙式しています。
特に少人数の挙式を希望するカップルに人気のある人前式。人前式は宗教色がなく列席者の前で行なわれる挙式ですが、実は25 年ほど前に新しい挙式スタイルとして、「安部トシ子のオリジナル・ウエディング」というタイトルで著書をAJ 出版から出版したことが思い出しました。
安部さんはゴルフ場やレストランで結婚式を挙げるアイディアの人前式を提案。
当時はキリスト教式か施設内での神前式がほとんどでしたから、ゴルフ場でも、レストランでも好きな場所で結婚式ができるのが目新しく話題になりました。