ザ・リッツ・カールトン東京(所在地:東京都港区赤坂9-7-1 東京ミッドタウン内、総支配人:ジョン・ロルフス氏)は25日、これまでに数々の受賞歴を誇り、世界各地のミシュランの星付レストランや最高級ホテルにおいて腕を振るってきた経歴を有する、ウィリアム・カハラ(William Khala)氏が、同ホテルの副総料理長に就任したと発表した。
カナダのトロント出身のカハラ氏は、トロントにあるジョージ・ブラウン・カレッジで調理とホテルマネージメントの学位を取得すると、「食」の道で経験を重ねる事に専念し、パリの“ピエール・ガニェール”やスペインの“アルサック”、シカゴの“アリニア”などの名だたるダイニングで研鑽を積み、幅広い知識と技術を習得した。
【副総料理長 ウィリアム・カハラ(William Khala)氏 略歴】
カナダ生まれ。ピエール・ガニェール (パリ)、アルサック (スペイン、サン・セバスチャン)、アリニア (シカゴ)などで経験を重ねる。
2011年1月: ザ・リッツ・カールトン トロント (カナダ、トロント) のレストランシェフを務めると共に、ザ・リッツ・カールトン カイロの開業にも携わる
2014年9月: ザ・リッツ・カールトン ドーハ (カタール、ドーハ) にてラ・メール料理長を務める
2018年6月: ザ・リッツ・カールトン東京 副総料理長に就任
2011年、カナダのザ・リッツ・カールトン トロントにレストランシェフとして入社すると、世界各国のザ・リッツ・カールトンホテルの開業にカリナリー・トレーナーとして携わるなど、輝かしい経歴を有した。2014年からは、カタールにあるザ・リッツ・カールトン ドーハで、“ラ・メール(La Mer)”のシェフ・ド・キュイジーヌを務めると共に、同ホテル内にある全てのレストランのコンセプトを再構築する重要なプロジェクトの中心的役割を果たした。また、ドーハでは、料理の技術を競うコンペティション「グローバル・シェフズ」などに出場する機会に恵まれ、見事に金メダルを獲得している。カハラ氏は、「私は、自分が作る料理は皆さまに必ず喜んでいただけるものであると信じています。日本の気候や土壌がもたらす季節ごとの旬の素材を使った料理が、ザ・リッツ・カールトン東京を訪れるゲストの皆さまにとって、最高の食の体験となることは私にとって大きな喜びです」とコメントしている。
革新的な料理を考案することで知られるカハラ氏は、新郎・新婦や親族を始め、式に招かれるゲストにとって一生に一度の大切な思い出のワンシーンとなるウエディングメニューの改革に積極的に取り組み、日本独自の食材や四季折々の旬な食材などを使用し、生涯決して忘れることのできない食の体験を提供していくとしている。
また、ザ・リッツ・カールトン東京の1階に位置する「ザ・リッツ・カールトン カフェ & デリ」2018年の夏のメニューも考案し、美味しいだけでなく栄養価や健康面にも考慮した料理をゲストの方々に提供する。今回、カハラが手掛けるメニューは、紫蘇や海苔といった和の食材を取り入れた「スモークサーモンコンフィ」やヤングコーンやポップコーンなど、とうもろこしをさまざまな食感で楽しめる「サマーコーンスープ」など。
ザ・リッツ・カールトン東京