1970年大阪開催の万博、迎賓館でのロイヤルホテル社によるサービスの様子
株式会社ロイヤルホテル(本社・大阪府大阪市)は9月19日、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会と「2025年日本国際博覧会 迎賓館運営業務」における運営業務委託契約の締結を発表した。
同社は1970年大阪開催の万博においても迎賓館や水上レストランの運営を受託しており、大阪で開催されるさまざまな国際的イベントに深く関わってきた実績を有する。
今回、公募型プロポーザル方式を経て同社が選定。選定理由においては、万博への思い入れや同事業への気概、関西・大阪の色を表現できるもてなしなどが挙げられた。
同契約により国際交流の場として設置される迎賓館にて、賓客への接遇や飲食サービスを提供し大阪・関西万博の魅力を届ける姿勢である。
同社 代表取締役社長の植田 文一氏は「『賓客のための近代的ホテルを大阪に』という地元からの声を受けて誕生した当社にとって、今回の迎賓館運営により、世界中から訪れる賓客のおもてなしに携わるということは、非常に意義があり名誉なことです。これまでの賓客接遇や数々の国際会議を通じて培ってきた運営力、食へのこだわり、そしてあたたかい心から生まれるおもてなしにより、2025年日本国際博覧会の成功の一助となるよう努めてまいります」と述べる。
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文・オータパブリケイションズ 臼井 usui@ohtapub.co.jp