味わいの豊かさ、親しみやすさ。カクテルへの対応力など自由さも魅力
プロセッコの魅力は何より、その香りや味わいの親しみやすさだろう。全体の85%以上と規定されているグレーラ種に由来する若々しくフレッシュな香りは華やかで受け入れやすい。アカシアや藤の花、レモンやグレープフルーツなどの柑橘のほか、リンゴや梨、桃のほか、トロピカルフルーツのニュアンスも感じられる。
心地よいアロマや果実味と酸味のバランスは、マルティノッティ方式（シャルマ方式）と呼ぶタンク内二次発酵の製法にも由来する。およそ11度というアルコール度数の低さも、食前の1 杯だけではなく2杯、3杯と重ねて飲める要素だ。さらに、アペリティフからデザートまで、またイタリア料理だけでなくあらゆるカテゴリーの料理との相性を楽しむことができるのは、辛口から甘口まで、また一部にスティルワインも造るこの地のワインの特徴と言える。
全体の63%を占める「エクストラドライ」タイプはプロセッコの真骨頂ととらえて良いだろう。1ℓ当たり残糖量が12～17gであるこのタイプから感じられるアロマやボリューム感、余韻はプロセッコのパーソナリティーが表れていると生産者は口を揃える。さまざまにワインを飲んだ後に再び口にすると「ほっとする」と言われるのもエクストラドライの特徴だ。次いで25％を占める「ブリュット」は残糖0～12ｇの辛口志向に基づくワインだ。ファーストドリンクとしてはもちろん、揚げ物や酸を足したい料理にもフィットする。これに残糖12～32gの「ドライ」（生産量全体の10％）、32～50gの「デミ セック」（同2％）があり、さまざまな志向に寄り添うプロセッコ。品質と価格のバランスも良く、カクテルとしてもバリエーション豊かに楽しめる自由さでも人気を高めている。
Mese del Prosecco 2018 プロセッコDOC ワイン レストランキャンペーン2018
キャンペーン対象ワインを用いたイベントやプロモーションなど、ユニークな販売促進を実施してくれる店舗を大募集。
販売本数のほか実施内容により優良店を選出し、2019 年4 月実施予定の「プロセッコDOC 研修ツアー」にご招待します。
実施期間：2018 年8 月1 日～ 31 日
主催： プロセッコDOC ワイン保護協会
運営： イタリア大使館貿易促進部
参加店募集期間：7 月13 日（金）まで
参加店決定および発表：2018 年7 月18 日（水）
キャンペーン終了後、所定フォーマットでプロモーション結果をご報告いただきます。
参加特典：プロセッコDOC ワイン保護協会からプロモーショングッズ（ワインクーラー、ストッパー、パンフレット、エプロンなど）が無償提供されます。
キャンペーン対象プロセッコ生産者、日本輸入者など詳細は、
募集要項.pdf
キャンペーン参加など問い合わせは、HOTERES「酒のSP」長嶋
（℡ 03-6226-2380 nagashima@ohtapub.co.jp）まで
【関連記事】
酒のSP特別編①「世界一愛されるスパークリングワイン プロセッコが好まれる理由」
酒のSP特別編②「プロセッコが世界から好かれる理由 他の追随をゆるさないフレッシュさ」
酒のSP特別編③「プロセッコとブランディング 価値を守り、イメージを高める」
酒のSP特別編④「プロセッコは自由だ 創造性を高める食やライフスタイル、カクテルとの親和性」
