長年のホテルの課題を解決するツールとしての期待値
JR ホテルクレメント高松は、香川県高松市のJR 高松駅前にそびえる20 階建てのホテル。便利なロケーションと瀬戸内海と高松市内を一望する美しいパノラマビューを備え、大手口コミサイトでのランキングも常に一位と観光のゲストはもちろんビジネス利用のゲストからも高い評判を得ている。
handy の導入は㈱JR 四国ホテルズ全体でのものであったが、同ホテルの宿泊部 統括マネージャーの山田 耕三氏はhandyの話を聞いて色めき立ったという。
「handy の導入自体が大きなPR になるという期待値もありましたが、それ以前より当ホテルではペーパーレス化をいかに実現するかというのが大きな課題でした。そのためにさまざまなパートナー企業様の話を聞くなど模索していたのですが、結局これという企業様に出会えず、実現していなかったのです。handy を使うことで、まさに私たちがやりたかったペーパーレス化が実現できると感じました。
現時点で完全なペーパーレス化は実現できておりませんが、徐々にそれが形になっています」
handy 導入によって口コミが約7 倍に
handy を導入して驚いたのは、口コミの数が急増したことだという。handy を利用した外国人の口コミを中心に、導入前と比較して月間の口コミ数が約7 倍となった。
「handy にはトリップアドバイザーの口コミを促すような機能がありまして、その効果が大きかったのだと思います。外国人のお客さまの口コミの中には、handy さんのことについて触れている方もいらっしゃいました」
口コミの数はレピュテーションマネジメントにおいて最も重要な要素の一つ。handy 導入によってすでに高かった同社の評判がさらにゆるぎないものとなったに違いない。さらに、handy 導入によって想定の効果もあったのだという。
「想定していなかったのは、handy を通じた自社HP へのアクセス数が大きく伸びたことです。handy 内に設定をしているバナーからのアクセスがその理由だったようです。これを受け、ホテルのHP の内容も充実しなくてはという話も出ています」
利用率の向上が、ゲスト・ホテル双方により大きなメリットを生み出す
今後の課題は? という問いに山田氏は未来を見据え語る。
「今後はより多くのお客さまにhandy をお使いいただけるよう、ご案内などをより強化していくことですね。ご案内はさせていただいているのですが、チェックアウト時にお客さまから『使ったのだけど、利用料はいくら?』といったご質問をいただいて『無料ですよ』とお答えして驚かれたこともあるなど、まだまだ周知が十分でないと感じています。
handy を多くし、私たちも館内のご案内などをさせていただくことで、付帯収入の向上や、現在は部分的になっているペーパーレス化も実現できますの方にお使いいただくほど、お客さまはもちろん便利でしょう。
これからもhandy さんを活用させていただきながら、『地域№ 1』として地元に根差した地元の皆様に信頼され愛されるホテルを目指していきたいと考えています」