現在クオリティ・サービス・コンサルタントとして、多業種のクライアントでサービスの質を高めるコンサルティングをしている桧垣氏が「サービスプロフェッショナル10 カ条」についてお伝えする本連載。連載後半は、ホテル旅館業界以外のサービスプロフェッショナルをお招きし、日々大切にしていることや取り組みを熱く語っていただきます。今回は全国で保育所を運営している「マミーズファミリー」の増田かおりさんにお話をうかがいました。
クオリティ・サービス・コンサルタント
桧垣 真理子氏
Mariko Higaki
〈Profile〉大阪府出身、関西学院大学文学部英文科卒業。田崎真珠にて勤務後、ホテル業界に転職。大阪ヒルトンでゲストリレーションズやトレーニングマネージャーを経験後、リッツ・カールトンへ入社。大阪、東京の開業から携わり、クオリティ担当部長、人材開発部長としてホテルのサービスの根幹を担う。在籍時は同社アメリカ本社「ザ・リッツ・カールトン・リーダーシップセンター」認定スピーカーも兼務。2011 年クオリティ・サービス・コンサルタントとして独立し、独自のクオリティ手法を用いて、サービスを向上させるコンサルティングをさまざまな業種(ホテル旅館、レストラン、スパ、病院、保育、銀行等)で行なっている。
株式会社マミーズファミリー
代表取締役
増田かおり
Kaori Masuda
〈Profile〉株式会社マミーズファミリー代表取締役。法政大学政策創造研究科卒業。松山市東雲短期大学保育科卒業後、3 年間保育の仕事に従事。子育て中の育児ノイローゼの体験から「マミーズファミリー」を設立。全国で院内保育所や、事業所内保育所、小規模保育所、認可保育所、ベビーシッターサービスを経営。現在300 名を超える保育士が在籍しており、1000 名を超える園児を保育している。著書は「日本一ハッピーな保育所を目指して」「がんばりすぎない子育て」など行動指針「お子さまへの8 つのお約束」は人との関わりの基本、マミーズファミリーの保育所では、お子さんひとりひとりが大切にされ、リラックスしている様子が伺えます。保育士とお子さん、お母さんとの関わりの質を高めるために、日々の業務を楽々にする仕組みを追求し続ける増田かおりさんのお話から、気づき、学び、実践できることがあると思います。
現在クオリティ・サービス・コンサルタントとして、多業種のクライアントでサービスの質を高めるコンサルティングをしている桧垣氏が「サービスプロフェッショナル10 カ条」についてお伝えする本連載。連載後半は、ホテル旅館業界以外のサービスプロフェッショナルをお招きし、日々大切にしていることや取り組みを熱く語っていただきます。今回は全国で保育所を運営している「マミーズファミリー」の増田かおりさんにお話をうかがいました。
マミーズファミリーは、「日本一お母さんを元気にして、お子さんを日本一可愛がり、日本一ハッピーな保育をする」を経営ビジョンにして、日本一ハッピーな保育所を目指しています。認可保育所だけでなく、防衛省や銀行、病院等で働くご両親を支えるための事業所内保育所を含めて、全国で38 カ所運営しています。
マミーズファミリーは、私自身の育児ノイローゼ体験から託児サークルとして誕生しました。第1 号キッズパオは、お母さんに理由を問わないで預かるシステムの託児サークルでした。創業以来、いつでもお母さんの視点で困った! に「ハイ!」と答え続け、サービスとして展開し、今では、1000 名を超えるお子さんをお預かりしています。
経営ビジョンを実現するために、マミーズファミリーには三つの行動指針「お子さまへの8 つのお約束」「お母さんを元気にする方針」「私たちが元気になる方針」があります。