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連載4 濱野紹央子 ヒューマンプロトコール

連載4 多様な価値観の時代を迎えて 〜未来を担う若者へのエール〜

【月刊HOTERES 2018年04月号】
2018年04月20日(金)
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春4 月、今年もたくさんの若者が新しい環境での毎日に向かって羽ばたく季節となりました。売り手市場と言われる昨今ですが、当然のことながら全員が希望した企業や業界に入れたわけではありません。人の一生の中で費やす時間の長さにおいても、生きがいという精神的な部分においても、仕事というものが人にとっていかに大きいことであるかを思う時、多くのことを考えさせられます。今回のテーマは「未来を担う若者へのエール」ですが、同時に新人を迎える側の離職防止のヒントにもなればとの思いをこめて書かせていただきました。

㈱スティルサンク 代表取締役
濱野紹央子

〈プロフィール〉幼い頃から華道、茶道、能に親しみ日本の最高のおもてなし文化を身につけながら育つ。大学在学中には皇太子殿下(現天皇陛下)が名誉総裁を務められた団体より日本の代表として全米を訪問し 日本の文化を伝えるとともに欧米の文化を学び帰国。自身の結婚式の時に全てをセルフプロデュースしたことをきっかけに、日本国内はもとより欧米での研修・視察・資格取得を重ね、欧米スタイルの独立型ブライダルコンサルタントのパイオニアとして活躍。名門ホテルのブライダル再生事業や企業コンサルティング、講演活動、個人客のウェディングプロデュースなど数多く手がけている。最近では国土交通省観光庁「産学連携による観光産業の中核人材育成・強化事業」の「ホスピタリティ産業における女性の活躍と組織づくり講座」におけるカリキュラム検討委員を務める。

 
 終身雇用制が崩壊してからすでにかなりの年月が経ちました。もちろん人により差はあるとはいえ、今となっては年功序列のもと時間の経過とともに地位も給料も右肩上がりだった時代は、日本の歴史の中でもまれにみる、ある意味で夢のような時代だったのかもしれません。その当時、職種にもよりますが、ほとんどの場合に転職はあまり感心されることではなく、むしろ一般的には信頼を欠く恥ずべきことでした。そしてひとつの企業で一生働くということは雇う側にとっても雇われる側にとってもとても安心なことでした。
 

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