挙式時期に制限があるマタニティウェディングのお客様の理想を叶え、同時に、式場様が課題に感じられていた直近枠の空予約ニーズを、IT の力を使ってマッチングさせたい。という思いから事業がスタートしたのが今の㈱エイチームブライズだ。ブライダル事業は㈱エイチームの新規事業案コンテストから生まれた。当初は「すぐ婚navi」でスタート。その後、子会社化や社名変更を経て成長を遂げ、2016 年11 月にはさらなる飛躍を目指してブランド名を「Hanayume(ハナユメ)」に切り替え躍進し続けている。そのブランド名称変更の背景には、<早かろう・悪かろう>といったサービス誤認を払拭する事も目的とした。㈱エイチームブライズは“みんなで幸せになれる会社にすること”“今から100 年続く会社にすること”という㈱エイチームの経営理念の下、さまざまな職場改革に挑んでいる。大崎恵理子社長に取り組みなどをお聞きした。
福永 名古屋駅前にあり、オフィス内も大変明るく、リラックスできるスペースや社員食堂を完備され、スタッフが働きやすい職場環境に取り組まれていることが分かります。御社は「すぐ婚navi」の名称で、ホテルや式場などの予約状況と連動した画期的な仕組みを構築されてきました。現在はさらなる飛躍を目指して「Hanayume(ハナユメ)」の名称に変え取り組まれています。始めに御社のこれまでの経緯をお聞かせ下さい。
大崎 母体である㈱エイチームはインターネット・スマートデバイス(スマートフォン・タブレット端末)をベースとしたゲームコンテンツや比較サイト・情報サイト、EC サイトなどの企画・開発・運営を行なう総合IT ベンチャー企業です。現在は「エンターテイメント事業」「ライフスタイルサポート事業」「EC 事業」の3 つの柱で運営しています。当社はライフスタイルサポート事業として結婚式に関わる情報発信とウエディングデスクの展開を行なっています。現在、拠点は全国で16 カ所となりスタッフも150 人となりました。日々進化し続けるウエディング関連事業者様と関わっていく中で、お客さまとの出会いを通じて、市場とともに成長する存在でありたい”“花嫁の理想(ユメ)を叶えるために、一組でも多くのカップルに理想の結婚式のきっかけを届けたい”と強く考えるようになり、ブランド名を「すぐ婚navi」から「Hanayume(ハナユメ)」に変更をし、事業拡大を目指しております。おかげさまでデスクにお越しいただけるお客さまの数も増え、社内のムードもますます活気づいています。