30階建てのオフィス棟「Girard Trust Building」を改築した客室棟からグランドホールを望む。
重厚なエレベーターホール。
ペンシルベニア州フィラデルフィアは、歴史的な古都の街並みが残る東海岸の大都会だ。語源は、ウィリアム・ペンがこの地を古代ギリシァ語で“兄弟愛の街”を意味する「フィラデルフィア」と名付けたことに始まる。また、1790年から1800年までの10年間、この街はアメリカ合衆国の首都でもあった。トーマス・ジェファーソン、ベンジャミン・フランクリンが起草した「独立宣言」が議事堂(現独立記念館、ユネスコの世界遺産)で署名され、その議事堂の時計台にかかっていた鐘は “自由の鐘”「Liberty Bell」としてアメリカの自由の象徴となり、南北戦争における奴隷制度廃止のシンボルとなっていった。
約85㎡の広さがある「Luxury Suite」のリビングからベッドルームを望む。ザ・リッツ・カールトン フィラデルフィアはスイートを含む全301の客室を擁し、隣接して高級レジデンス「The Ritz-Carlton Residence」を傘下に持つ。
「Luxury Suite」のベッドルーム。
「Luxury Suite」のリビングルーム。コンテンポラリー感覚のモダンな部屋で、窓からは市庁舎の尖塔が望める。
「Luxury Suite」のリビングルームから俯瞰したフィラデルフィアの市庁舎の塔。
フィラデルフィアの中心部。