◆著書
『ホテル管理会計』(1971 年、柴田書店)
〈共編著〉『ホスピタリティ・マネジメント』(2002 年、中村清、山口祐司編著、生産性出版)
『最新ホテル企業会計』(2009 年、山口祐司、青木章通、北岡忠輝共著、柴田書店)
〈訳書〉『ホテル・レストランのマネージメント契約』(1992 年、ジェ
イムス・J・アイスター著、勝俣索、山口祐司共訳、柴田書店)
『米国ホテル会計基準Ⅱ』(2009 年、ニューヨーク市ホテル協
会著、大塚宗春監修、山口祐司、金子良太共訳、税務経理協会)
〈連載〉『月刊ホテル旅館』「コーネル・ホテル・クォーター」(翻訳監修(1979 ~ 2017 年)
◆略歴
1934(昭和9)年1 月23 日、三菱銀行勤務の父曾田四郎と母寿子次男として、横浜市に生まれる。
1957(昭和32)年3 月、早稲田大学第一商学部卒業、同年三菱商事に入社。主計部に勤務。
1958(昭和33)年11 月、箱根富士屋ホテルの経営者であった山口堅吉の長女裕子と結婚し、山口姓となる。同年、富士屋ホテル入社。
1959(昭和34)年6 月、コーネル大学ホテル経営学部に留学。その後、研修生としてニューヨークのウォルドルフ・アストリアホテル、ハワイのロイヤルハワイアンに勤務。
1961(昭和36)年9 月、同大学を卒業、富士屋ホテル復職、広報勤務。
1963(昭和38)年4 月、東京オリンピック選手村給食準備委員に選任。
197(1昭和46)年12月、富士屋ホテル取締役(同ホテル副支配人)
1974(昭和49)年12 月、同ホテル常務取締役(同ホテル支配人)
1983(昭和58)年8 月、富士屋ホテル常務取締役(八重洲富士屋ホテル支配人)
1984(昭和59)1 月、富士屋ホテル専務取締役(同)
1988(昭和63)年10 月、富士屋ホテルチェーン総支配人(同)
1990(平成2)年1 月、富士屋ホテル取締役副社長
1993(平成5)年、CHS( コーネル・ホテル・スクール) 東京支部プレジデント
1998(平成10)年1 月、富士屋ホテル常勤監査役
1999(平成11)年4 月、早稲田大学商学部・大学院商学研究科客員教授。桜美林大学経営政策学部・大学院国際学研究科教授
2004(平成16)年3 月、早稲田大学ホスピタリティ研究所最高顧問、桜美林大学名誉教授
2009(平成21)年、日本ホテルレストランコンサルタント協会会長
2009(平成21)年、日本ホスピタリティ推進協会理事長
2011(平成23)年6 月、富士屋ホテル顧問
2012(平成24)年4 月、東京経営短期大学経営総合学科客員教授
2016(平成28)年1 月、日本ホテルレストランコンサルタント協会名誉会長
2017(平成29)年11 月5 日、聖路加国際病院にて永眠
山口祐司にホテリエとしての” 運命” を招き入れた、1878 年創業の富士屋ホテル
山口祐司の書斎は、現在「スパ アット ヤマグチハウス」のカウンセリングルームとして使われている