■桃の節句(雛祭り)
■桃の節句(雛祭り)
桃の節句は、3 月の最初の巳(み)の日を指し、のちに3 日に定まりました。
中国ではこの日に川で身を清める習慣があり、平安時代に日本に伝わると、草木/紙や藁で作った素朴な人形に自分の厄災を移し、海や川に流してお祓いをする「流し雛」の習慣となりました。
貴族階級の子女の間で始まった「ひいな遊び」と言われる人形遊びと「流し雛」が合わさって、「雛祭り」の原型となったと言われています。
「桃」の節句と呼ばれるようになったのは、旧暦の3 月3 日の頃に桃の花が咲くことや、桃は魔除けの効果を持つとされてきたからだと言います。
■吊るし雛 全国でも様々な慣習/装飾がみられる雛祭り
一般的に庶民に普及され始めた江戸時代、つるし雛の起源は江戸時代末期ではないかと考えられています。全国でも珍しく、静岡県では「雛のつるし飾り」、福岡県では「さげもん」、山形県では「傘福」と呼ばれ、親しまれています。「全国三大吊るし飾り」とも呼ばれます。一つひとつの人形に子供への想いが込められており、意味合いが有ります。
飾り始める時期も地域によって変わりますが、年明けから飾る場合や、立春である2 月4 日頃から2 月中旬にかけて雛人形と一緒に飾る方が多いようです。日本文化の発信として、また地域に合わせて飾り方を変え、フォトジェニックな空間を演出する事が出来、お客様を楽しませる演出でありつつ、未来に向けた願いや想いをメッセージとして掲げるのも良い行事です。
ミモザの日 International Women’s Day 国際女性デー
■国際女性デー
世界では3 月8 日は国際女性デーとされ、女性の自由と平等を掲げる日として祝われています。
この日イタリアでは、男性から女性にミモザを贈る文化があります。 1917 年3 月8 日、サンクトペテルブルクの女性が当時のロシア皇帝に対してデモを起こし、二月革命に発展します。
この大きな革命に大きな力を捧げた女性たちを讃え、1921 年には国際女性デーが3 月8 日に世界統一されました1975 年には国連でも認証された記念日となりました。
世界ではこの日、男性から日頃の感謝を込めて女性に花束を贈ります。
恋人以外にも、家族や職場の同僚たちにも贈ります。
■ミモザを使用したディスプレイ
残念ながら日本では、あまり浸透していませんが、ミモザをモチーフにしたディスプレイを行なう事で感謝のメッセージをお客様へ届けることが出来るのではないでしょうか
㈱グリーンディスプレイでは、植物をあつかった演出や、国内外のシーズン装飾を全国にて提案/施工しております。詳細は下記サイトまで。
㈱グリーンディスプレイ
URL: http://www.green-display.co.jp/