さまざまな新サービスを積極的に導入
「京急 EXイン羽田」は、これまでの京急 EXインと同様、ビジネスパーソンをメインターゲットとしている一方、空港利用のレジャーやインバウンドの獲得も見据えてダブルやツインタイプを増やしているのが特徴だ。全客室でスーツケースが広げられるスペースを確保しており、室内装備はシモンズ社と共同開発した寝心地のよいマットレスや世界共通のUSB コンセント、40 インチの大型テレビを備えるなど従来のブランド仕様を踏襲しつつ、さらに上質な客室に仕上げたという。さらに同ホテルならではの新機軸のサービスも付加したと髙木陽司支配人は自信をみせる。
「当ホテルは京急 EXインとして初導入したものがいくつかあります。その一つが羽田空港早朝・深夜便に対応したサービスです。空港への無料シャトルバスを午前4 時から、空港からは夕方6 時ごろから23 時50 分まで走らせています。このシャトルバスは一番多い時間帯で1 時間に3 本運行しています。また、午前5 時から無料朝食を提供しているほか、ホテルとしては初めてセブンイレブンの商品が購入できる「セブン自販機」を設置し、おにぎりやサンドイッチ、デザート、ドリンク類など30 品目程度の販売も行なっています。インバウンドに対応した新機軸としては、フロントカウンターに対面型の多言語翻訳を試験導入しました。このほか標準12 外貨を日本円に両替する自動外貨両替機も設置しています」。