2007 年に産声を上げた「京急 EXイン」。それから10 年目となる本年10 月25 日、品川に次ぐ第二の旗艦ホテルとして「京急 EXイン羽田」が開業した。同ホテルでは従来のワンランク上の宿泊特化型ホテルというコンセプトを踏襲しつつ、新たなサービスも導入したという。今後のグループホテル躍進のカギを握る「京急 EXイン羽田」について髙木陽司支配人と㈱京急イーエックスインチェーン事業部新規出店担当の宮地太一課長に詳細を伺った。
【京急EX イン羽田概要】
所在地:東京都大田区羽田5-5-14 /延べ床面積:9300㎡/規模:鉄骨造、地上10 階、地下1 階、客室は2 〜10 階/客室数:313 室(セミダブル212 室、ダブル72 室、ツイン28 室、ユニバーサル1 室)
羽田地区はホテル事業の重要拠点
アッパークラス宿泊特化型ホテル「京急 EXイン」を展開する㈱京急イーエックスインが10 月25 日、東京都大田区に「京急 EXイン羽田」を開業した。同ホテルは京急線・東京モノレール「天空橋」駅から徒歩約3 分に位置。「天空橋」駅から「羽田空港国際線ターミナル」駅までは1 駅約2 分と、羽田空港周辺ホテル(空港敷地外)としては最も空港に近いロケーションを誇る。空港側の客室からは駐機する飛行機、反対側の客室からは京浜工場地帯の美しい夜景も一望できる。
施設規模は鉄骨造地上10 階、地下1階建て、延べ床面積9300㎡。客室はセミダブル212 室を中心にダブル72 室、ツイン28 室、ユニバーサルルーム1 室で構成される313 室を用意。フロントを2 階に設け、同フロアに80 席のラウンジも備える。
㈱京急イーエックスインチェーン事業部新規出店担当の宮地太一課長は同ホテルの位置づけについて次のように述べる。
「京急グループの中長期経営ビジョンにおいてホテル事業は重点戦略の一つとしており、特に「京急 EXイン羽田」を開業した羽田空港周辺地区は重要な戦略拠点と考えています。また、京急EXイン羽田は、935 室を備える京急EXイン品川駅前に次ぐ規模を有しており、第二の旗艦店として位置づけています。
実は、「京急 EXイン羽田」は既存の京浜急行バスの車庫上空部分を活用し、バス事業の機能を損なうことなく出店した大変めずらしいケースとなっています」。
京急 EXイン羽田
支配人
髙木陽司氏
〈プロフィール〉2011 年株式会社京急イーエックスイン入社。品川駅前にてフロントマネージャーに従事。2015 年横浜駅東口にて支配人に従事。2016 年横須賀リサーチパークにてリブランドオープン業務に従事。横浜駅東口・横須賀リサーチパークにて支配人に従事。2017 年運営管理部・羽田開業準備室にて開業準備に従事。羽田にて支配人として現職。
㈱京急イーエックスイン
チェーン事業部新規出店担当課長
宮地太一氏
〈プロフィール〉2005 年京浜急行電鉄株式会社入社。2014 年生活事業創造本部課長補佐 ホテル開発担当に従事。2017 年株式会社京急イーエックスイン出向、新規出店担当、運営課(都心担当)に従事。