「ホテルカンラ京都」や「ホテルアンテルーム京都」を手掛けるUDS （株）（東京都渋谷区、中川敬文社長）は4月1日、横浜・桜木町に複合型ホテル「HOTEL EDIT YOKOHAMA（ホテル エディット 横濱）」をオープンした。企画・設計・運営ともにUDS。全体の事業主は（株）ワールドレジデンシャル。

　同プロジェクトは、馬車道駅から徒歩5 分、各線桜木町駅から徒歩6 分に立地。地上1 ～ 4 階にホテル（129 室）、5 ～ 14 階に東急不動産（株）と（株）ワールドレジデンシャルの共同事業の分譲マンション「ブランズ横濱馬車道レジデンシャル」（130 邸）を併設し、入居者にはホテルのコンシェルジュサービスやオーナーズ価格でサービスを提供する。

ホテル内にはレストラン＆デリ、ライフスタイルショップ、会議スペース、サービスオフィスを備えるなど多様な過ごし方が融合した空間が特徴だ。内装は、館内随所にレンガサイズのタイルやブルーのカーペットを施すなど、かつて港町として栄えた横浜をモダンに表現した。客室は129 室、9 タイプを用意し、宿泊料金はS ＝1 万円、D/T＝1 万5000 円。客室稼働率は80％を想定。同社では、旅のスタイルや過ごし方に応じてホテルの在り方も自分らしく編集し、生活の一部にホテルのある新しいライフスタイルを提案すると意気込む。