「Bebot」は、2016年に日本で初めて訪日外国人向けコンシェルジュ業務を人工知能で対応可能にしたチャットボット。訪日外国人の質問やリクエストに、365日いつでもスマートフォンを通じたリアルタイムの多言語対応を行なうことができる。すでに、ホリデイ・インやグランベルホテルのような宿泊施設や、レンタカーサービス「タイムズ カー レンタル」にてサービス提供を開始している。今回は、2017年7月にオープンしたチェーン最大の客室数を誇るカンデオホテルズ大阪なんば向けに、サービス提供を開始することとなった。まずは、英語と中国語のサービスから開始する。
「ビュッフェ形式の朝食のはずが、食べるものがほとんど残っていなかった」「夕食に出た一品が不味くて食べられなかった」等、フロントへの問い合わせを躊躇するようなゲストからの生の声も、「Bebot」は拾い上げることできる。ゲストの生の声をホテルのサービス改善につなげることで、ゲスト満足度が向上し、レビューサイトでのランキングが上昇した導入例もある。
「チェックアウトの時間は?」「空港へのリムジンバスを予約してほしい」等、ゲストからよく出る質問やリクエストに対して、「Bebot」は各ホテルごとにカスタマイズされた対応をリアルタイムに行なうことができる。「Bebot」の導入によって、フロントスタッフは人間しかできない業務に集中することが可能となり、ホテルの生産性やゲスト満足度の向上につながるとしている。
■「Bebot」とは
「Bebot(ビーボット)」は、訪日外国人向けの「AI(人工知能)コンシェルジュ」。宿泊施設のスタッフに代わり、英語や他の言語で24時間365日問い合わせに対応します。ゲストは、使い慣れたFacebook MessengerやWeChatなどのチャットアプリを通じて「Bebot」を利用することができます。ご利用ホテルは、ゲストにレビュー投稿を「Bebot」チャット内で依頼することもできます。「Bebot」の導入にかかる期間は数日程度、ホテルごとにカスタマイズも可能です。現在、国内の約3,000室に「Bebot」を提供しています。
㈱ビースポーク
http://www.bebot.io/hotels