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第12回 中瀨敏和  ホテルウェルネスプログラム(第12回 最終回)

~フィットネス事業者からのアプローチ~ 「日本のウェルネスリテラシーを高めるのは、ホテルの役割」 ~ウェルネスサービスを評価するのは価値変容する顧客~

【月刊HOTERES 2017年07月号】
2017年07月28日(金)
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㈱サップス 代表取締役
中瀨 敏和
Toshikazu Nakase
〈プロフィール〉1968 年大阪市生まれ。88 年大阪YMCA 国際専門学校「社会体育学科」卒業後㈱ジェイエスエス入社、97 年㈱スポーツアシスト設立に参画。総合スポーツクラブ、医療法第42 条にかかわる運動療法施設、メディカルフィットネスクラブの開業支援・経営改善、ホテルフィットネスクラブの運営企画を担当し、2002 年㈱サップスを設立。07 年中小企業新事業促進法に基づく経営革新計画「スポーツクラブの再生事業」で兵庫県知事の承認を得、先行クラブとは一線を画する再生クラブを創造し、現在はロケーションに応じたテーマの違う直営事業を11 店舗、パートナーシップ運営受託事業を7 企業(7 事業所)展開している。
 
株式会社サップス
〒659-0067 兵庫県芦屋市茶屋之町2‐22
TEL:0797-35-6350
URL:http://sa-ps.jp/index.html
【概要】「予防医療への貢献」「コミュニティー拠点(スポーツクラブなど)参加率向上への貢献」「生きる喜び・やりがいづくり」への貢献をミッションに、フィットネスクラブの運営とスポーツ用品・用具の販売事業を軸としたウェルネス事業を展開。創業は2002 年。中小のスポーツクラブが抱える在庫リスク低減を目指し、スポーツ用品の委託販売ビジネスを創造。その後、独自の運営ノウハウを生かし、ウェルネスプログラムの開発・提供などを通じたホテル内スポーツクラブの再生などを手掛ける。

連載最終回となる今回は、ウェルネスの概念が世界中で注目される中、ウェルネスサービスをさまざまな角度から提供可能なホテルからのアプローチが、世界中の人々のウェルネスリテラシーを高め、ウェルネス市場の実質的な成長エンジンとなることをお伝えしたいと思います。
 

~高齢者が社会を支える側へ~
 
 先般、経産省の若手官僚(次官・若手プロジェクト)がまとめた「不安な個人、立ちすくむ国家~モデル無き時代をどう前向きに生き抜くか~」が、大きな反響を呼んでいます。大変興味深い内容で、ウェルネス市場の広がりとも無関係ではない内容となっています。
 
 例えば、現在でも日本の健康寿命は74.9 歳で世界一であることや、70歳代前半の高齢者の体力・運動能力は、14 年前の60 歳代前半と同じであるなど、今後は「人生100 年」二毛作三毛作が当たり前! の時代に突入すると提言しています。人生が100 年時代になるとライフサイクルの期間が変化し、もちろん社会構造の変革が必要ですが、人は80 歳くらいまで健康に働くことができます。(内閣府「平成25 年度、高齢者の地域社会への参加に関する意識調査結果」では、65 歳以上でも働く意識のある人は6 割以上となっている)

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