ミレニアル世代によるミレニアル世代のためのライフスタイル施設
ミレニアル世代とは、主に 1980 年以降に生まれた世代を指し、グローバルでは全人口の 3 分の1に達し、今後の消費の大きな一翼を担うことでも、その消費嗜好や価値観について最近特に研究が進んでいる世代。 同社は代表の山崎が 1982 年生まれのミレニアル世代であり、同じ世代ならではの視点を活かし、「ソーシャルアパートメント」という新しい概念で、30 年以上変化の少ない不動産賃貸業界で初めてミレニアル世代向けに特化したマンションを開発。 今では首都圏中心に 36 棟 2,000 室のソーシャルアパートメントを供給し、全稼働率は 93%に達している。そして、同様にホテルにおいても、ミレニアル世代の視点でミレニアル世代のための宿泊施設を具現化したいという想いで The Millennials が開発されたもの。
ミレニアル世代は、所有とシェアを合理的に判断し使い分け、多様な価値観を受け入れ、身軽さや自由を求める。The Millennials は、既存のホテルやオフィス、住居といった定義にとらわれず、合理性と多様性と自由を追求した施設となっていることが大きな特徴だ。
特徴1.世界で最も進化したカプセル「スマートポッド」を開発
The Millennials の客室は、日本発で海外から注目を集めているカプセルホテルを応用した形態となる。 カプセルホテルは元々日本で生まれた格安の宿泊形態だが、ミレニアル世代におけるミニマルなライフスタイル嗜好とマッチし、世界的に注目を集めはじめており、最近では海外でも、日本のカプセルホテルからインスピレーションを受けたミニマルなホテルが増加している。同社は日本が生んだカプセルホテルをより進化させ、従来型のカプセルよりも圧倒的に高い居住性と機能性・先進性を備えた「スマートポッド」を新たに自社開発したとしている。
<スマートポッド 紹介動画>
下記 URL より御覧ください。
https://youtu.be/6GQR12YscdY
<従来型カプセルとスマートポッドの主な違い>
特徴2.寝るまでを共用部で過ごすホテル
The Millennials のもうひとつの特徴は、価格帯としては宿泊特化型でありながら、ホテル全体の 20%もの面積を共用部に割いている点となる。フロント・ロビーの他、ワークデスク・ミーティングルーム・プレイゾーン・キッチン・ダイニングスペースといった充実した共用スペースがあり、宿泊者は全てのスペースを自由に利用することができる。従来型のカプセルホテルは、寝る直前まで外で過ごし、寝るためだけにチェックインし、すぐに就寝という利用が大半であるのに対し、The Millennials は、“眠るまでをホテルの共用部で過ごす”という滞在スタイルを提案している。
特徴3.併設のコワーキングユーザーが核となりコミュニティを形成
同社は、ソーシャルアパートメントを40拠点以上開発し、住居におけるコミュニティを創出してきた。住居の場合は、長期居住者で構成されるため、コミュニティが形成され維持されやすいのに対し、ホテルは多くが 1,2 泊の滞在となるため、入れ替わりが多く、安定したコミュニティが生まれにくい傾向がある。The Millennials は、共用部をコワーキングスペースとしても運用するため、長期的に利用するローカルのコワーキング会員により、安定したオープンなコミュニティが形成されている。そしてコワーキング会員を核にして旅行者が集まり、いつ来てもローカルのコミュニティに入る体験を宿泊者に提供できる点が大きな魅力となる。ローカルのコミュニティに触れる体験は、旅の大きな醍醐味の一つだ。
2 号店は渋谷に 2018 年 1 月開業予定。今後 3 年間で 10 施設を開発
The Millennials は都市における新しい滞在のスタイルとして、今後全国の主要都市に出店していく他、日本発のブランドとしておよび海外に積極的に展開していくとしている。2 号店は 2018 年 1 月に渋谷での開業を予定しており、今後 3 年間で 10 施設のオープンを計画していくとしている。
The Millennials 施設概要
所在地: 京都市中京区河原町三条下ル山崎町 235 G ビル京都河原町 01
アクセス: 阪急京都線「河原町」駅 徒歩5分
京阪本線「三条」駅 徒歩5分
地下鉄東西線「三条京阪」駅 徒歩5分
地下鉄東西線「京都市役所」駅 徒歩4分
各線「京都」駅からタクシーで約13分
客室数: 152 室
客室単価 6,000 円前後
開業日 2017 年 7 月14日
<共用施設パース画像>
㈱グローバルエージェンツ
http://global-agents.co.jp