基本計画―サイン・アート
今回の新橋六丁目計画では、ホテルデザイナーからホテル全体の基本計画と合わせて、サイン計画、アート計画についても提案をいただきました。私自身他業界から転職してきたこともあり、ホテル開発について他社がどのように行なっているか分かりませんが、弊社で関わってきた案件の中では、ここまで細かに計画を提案いただいたのは初めてです。
サイン計画についてですが、1899ブランドをまとめたガイドラインでは、ホテル、レストラン問わずサインについての考え方を定義しています。そのガイドラインをもとにサインのデザインコンセプトを企画、具体的にデザインに落とし込んでいきました。もちろん過去の案件でこれまでサインはデザイナーから提案をもらっていましたが、サインだけのコンセプトから始まり、最終的に設置位置、サイズ、素材まで細かく提案をもらうのは初めてであり、ホテルデザインと一体感のある空間になったと感じています。
連載22
濱田裕章 小さな会社のブランド構築
連載22 新橋六丁目計画 開発準備
【月刊HOTERES 2017年07月号】
2017年07月14日(金)