㈱フェイス 代表取締役 福永 有利子 氏
ホテル日航金沢 常務取締役総支配人 呉服 弘晶 氏
2015 年3 月14 日、北陸新幹線開業により活気にあふれている小京都・金沢。金沢市内のホテル稼働率は好調で国内外から多くの観光客が訪れている。今後は外資系ホテルや宿泊特化型のホテル計画が目白押しの中、金沢駅前に立つ「ホテル日航金沢」は呉服弘晶常務取締役総支配人のもと、宿泊、宴会、料飲部門ともに好成績を上げている。365 日、こよなくホテリエ人生を謳歌している呉服総支配人に働く意欲をわかせる極意を聞いてみた。
福永 初めてホテル日航金沢をお訪ねしましたが、エントランスに入った瞬間に素晴らしいお花が目の前に現れ、お客さまへのおもてなしの気持ちが伝わってきて、とても素敵で感激いたしました。
呉服 ありがとうございます。エントランス、ロビーは第一印象を与えるためにとても重要なポイントです。ホテルに一歩踏み入れた瞬間に視野に広がる第一印象を高めていくために、はっきりとしたインパクトを与える景色を計算して作り上げています。ロビーはまさにホテルの心意気であり、大切なお客さまを迎えるための入口です。一歩踏み入れたときの視界がお客さまにどのように映るのか、広がる世界をお客さまの目線に立って作り上げています。ふんだんにお花を使い、噴水の中にもお花をアレンジしました。もちろん、生花ですから費用はかかりますが、大切なお客さまを迎える大切な場所だからこそ、投資を惜しむことなくお客さまに対する感謝の気持ちを伝える場所として、ホテルの心意気を感じていただけるようアレンジしています。
福永 スタッフにとってもこんなステキなロビーで働けることはとてもうれしく、モチベーションも上がりますね。