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トップインタビュー ヒルトン東京ベイ 総支配人 ニール・マッキネス 氏

強いリーダーを目指し、 オーガニゼーション能力を発揮

【月刊HOTERES 2015年09月号】
2015年09月04日(金)
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地域全体で魅力を創出するTDR
 
マッキネス総支配人が日本に来日したのは5 年前とのこと。それから日本のマーケットは変わったと思いますか。
 
 もちろん変化していると思います。2010 年に来たときは、コンラッド東京の副総支配人として日本に来ました。今より経済的に不安定だったと思います。そして翌年、東日本大震災が起こりました。大変ショッキングな出来事は、日本の観光業に大きな影響を与えました。そのころに比べれば、日本の経済はだいぶ良くなったと感じます。当ホテルも、円安効果で海外のお客さまが増え、宿泊部門は好調です。
 
 2020 年東京オリンピック・パラリンピックが決まったこともポジティブな要因の一つ。2020 年までの集客が期待できること、それ以降も大きなチャンスがあると思います。
 
日本の中でも、舞浜は特殊なデスティネーションだと思います。どう思いますか。
 
 おっしゃるとおり、とてもユニークな場所だと思います。年間で3000万人のお客さまを受け入れられる体制が整っている東京ディズニーリゾート(TDR)はワンダフル。運営するオリエンタルランドが積極的に施設投資し、ディズニーの魅力を広く伝えています。ヒルトン東京ベイも、TDR のオフィシャルホテルとして、とても良い影響を受けています。
 
 朝、パーク入場ゲートの列を見るたびに、パークの人気をまざまざと実感します。また、夜遅くまでお客さまがいて、閉園後はお客さまが満足した顔で帰っていく姿を見ると、この舞浜が特別な場所だと確信します。
 
では、ヒルトン東京ベイに従事する楽しさは。
 
 ヒルトン東京ベイはヒルトン・ワールドワイドのホテルの中でも特殊です。幅広い年齢、国内外のゲスト、ホテルに対する期待値、ほかのホテルでは味わえない楽しさがあります。また、このホテルのスタッフは本当に素晴らしい人材がそろっており、良い組織のリーダーとして一緒に仕事ができることが楽しみです。
 
 話題を変えますが、ヒルトン・ワールドワイドでは、今年、ホテルの従業員に対して、さまざまなかたちで感謝の気持ちを表す「チームメンバー・アプリシエーション・ウィーク」というイベントを行ないました。ヒルトン東京ベイでは、この期間総支配人や管理職が従業員食堂でランチタイムにシェフコート等を着て、スタッフにサービスしました。一つのコミュニケーションの場であり、改めてホテルで働く楽しさを感じました。

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