「日本にホテルはまだまだ少ない」と語るWBF ホールディングス株式会社代表取締役社長近藤康生氏。大阪で、石垣島でたて続けにホテルを出店しているが、最近開業した福岡での開業レセプションで次のようなあいさつをした。
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(近藤康生社長のホテルWBF 福岡天神南開業でのあいさつ= 3 月21 日)
事業をスタートさせて今年38 年目になります。ホテル業への進出は13 年前、沖縄で始まりました。2 年前にアベノミクスが始まったときに大阪の銀行に「大阪にホテルを作るなら応援するよ」と言われて、それではやってみようということで今年中に運営委託も含めてですが10 店舗開業させることに。先週は石垣島で、来週は札幌と大阪で開業します。今月が4 件、来月1 件、年内に残り5 件を開業予定しています。私は40 年間旅行業に携わっております。われわれにとっては、今が最大のチャンスととらえています。なぜなら外国から日本に来る観光客がメーンになってきたからです。この流れは可逆性がない動き。大阪のホテルの着工件数を調べると急激に増えておりますが、それに比べると福岡はまだまだ緩やか。このホテルは117 室ではありますが、福岡では1000 室を計画しています。そうなれば福岡ではトップの客室数に。いろいろな立地でホテルを展開し、数十年間ノウハウを蓄積してきましたが、外国人がまだまだ多くなるなどを考えると福岡の街は本当に有望です。
本誌 松沢良治 ニュースな話&人物クローズアップ
目標は日本一のツーリズムカンパニー
【月刊HOTERES 2017年05月号】
2017年05月26日(金)