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第246 回 新しい視点 「ホテルの価値」向上理論 

第246 回 『日本におけるホテル格付け情報等の意義』

【月刊HOTERES 2016年12月号】
2016年12月09日(金)
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北村剛史
Takeshi Kitamura
㈱ホテル格付研究所 代表取締役所長
㈱日本ホテルアプレイザル 取締役
不動産鑑定士、MAI( 米国不動産鑑定士 )
MRICS(英国王室認定チャータードサーベイヤーズ)
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科附属システムデザイン・マネジメント研究所研究員。ホテル・旅館の不動産鑑定評価会社である㈱日本ホテルアプレイザルの取締役。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科では「ホテル・旅館の人格性、パーソナリティー」をテーマに研究活動に従事

 弊社のホテルスターカテゴリーでは1 スターからスタートし0.5 スター刻みで9 段階設けています。また、ホテル料金では、0.5 スタークラス毎に料金水準が異なる傾向が見られ、例えば、2.5 スタークラスを利用する顧客は3 スタークラスのホテルおよび2 スタークラスのホテルを併せて検討対象とする場合があると考えられます。つまり、同一顧客層がスターカテゴリーを超えてホテルを選択することで客室料金はホテルスターカテゴリーを超えて伝搬することになります。
 
 ここで、仮にホテルが不足している環境を考えてみましょう。昨今個人FIT 顧客マーケットが主要マーケットとなりつつある中、それら個人FIT 顧客ニーズに合致した現場レベルでのサービス提供を実現するためには、ハードウェア、ソフトウェア、ヒューマンウェアの適切な調合が必要となります。つまり、それぞれのステークホルダーが担う機能を最大限に発揮していく必要がありますので、所有、経営、運営とそれらの機能および担当ステークホルダーが今後より分離していく可能性があるのです。

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