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第19 回 観光施設メディアラボ  公益社団法人国際観光施設協会編 

第19 回 防火避難設備の適正配置と維持

【月刊HOTERES 2016年11月号】
2016年11月18日(金)
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公益社団法人国際観光施設協会 技術委員会
㈱日本設計 理事 プロジェクト管理部
崎山 茂

 オリンピックを4 年後に控え、海外からの観光客が飛躍的に増大する中、万が一の災害が起きた場合の対処は、その相手が外国人日本人にこだわらず、最大の「おもてなし」の一つです。
 
 起き得る災害として最も可能性が高いのは火災と地震でしょう。近年はそれにテロを加える必要があるかも知れません。海外の観光客は特に地震の経験が少ないため、感じる恐怖は地震に慣れた日本人には想像を超えたもののようです。就寝中に地震が起き、着の身着のままで飛び出したという外国人客の話はよく聞きますが、ここでは防火と避難設備について論じることにします。

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