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“コートヤード・バイ・マリオット”ブランドの二人の総支配人が語る

“コートヤード・バイ・マリオット”ブランドの二人の総支配人が語る ホテルの現在と未来に向けたビジョン

2016年08月06日(土)
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マリオット・インターナショナルにおける中堅ブランドであり、森トラスト・ホテルズ&リゾートでは東京と大阪という二大都市に展開する「コートヤード・バイ・マリオット」ブランド。
本項ではそれぞれのホテルを担う総支配人に、現在のホテルの業績と今後のビジョンについて聞いた。
 


コートヤード・バイ・マリオット 東京ステーション 総支配人 新宮 千裕氏

  
2社のブランド価値を向上させる
ホテル運営を目指す

 
 コートヤード・バイ・マリオット東京ステーションは森トラスト・ホテルズ&リゾーツとしては2軒目のマリオットグループのブランドホテルとして2014年4月に開業をしました。

 開業から時を経るごとに認知度も向上し、業績は順調に上昇してきましたが、ホテルは中長期的な視点で考えることが重要です。そこで、私たちのホテルでは特に中期的な視点で2020年に目標の数値を定め、2016年から毎年着実にADRを上げていく計画を立てています。

 ADRを上げていくためには、コーポレートの強化や適切なチャネルのコントロール、そしてキャンセル率の予測など緻密な取り組みが肝要です。一方で、ホテルクオリティーを高め、来ていただいた方にリピートしていただくための努力も必要です。外国人比率が約80%である私達のホテルでは、例えばテレビをつけた際に外国語の放送がかかっているとか、インルームダイニングの販売状況を細かに分析し、人気メニューを強化するなど細かなことを積み重ねています。

 このホテルは森トラスト・ホテルズ&リゾーツとマリオット・インターナショナルという二つのブランドを背負ったホテルです。今後も国内で数多くの展開が計画される中、両ブランドの価値をしっかりと向上させていくことを意識しながら日々ホテル運営に努めています。

 


コートヤード・バイ・マリオット 新大阪ステーション 総支配人 羽鳥 寛之氏


変革を恐れず、新しい価値創造に向け
挑戦を継続していく
 
 
 コートヤード・バイ・マリオット新大阪ステーションは既存のホテルをフルリノベーションするかたちで2015年11月に開業しました。

 リブランド当初から業績は順調に推移すると同時に、お客さまからの評価もトリップアドバイザーやOTA等の口コミにおいて、毎月評価が上がっています。

 また、開業して8カ月が過ぎ、課題や強みがより明確になり整理ができてきました。これからは課題部分を改善、解決していきながらより良いホテルを目指していきます。

 重要なのは、“お客さまから選ばれるホテル”になることです。表面的な価格だけにとらわれず価値を感じ選んでいただけるホテルになることが、これからの市場において重要なことだと考えています。

 また、社長の伊達が就任会見で発信した「変革を恐れずに事業を推進する」という言葉は挑戦する私たちを後押ししてくれています。変革の精神はこの不透明な時代の中重要だと考えているからです。

 弊社はグループで、東京だけでなく地方でも、日本各地を巻き込んださまざまな挑戦ができるという魅力的な立ち位置にあります。私もその一翼を担う立場として、新しい価値の創造に向け、挑戦をしていきたいと考えています。

 

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