一昨年12 月、猛吹雪の中をレンタカーで函館からニセコに行った。通常3 時間程度で行ける距離だが4 時間以上かかり、ようやくたどり着いた。いくつかのホテルを訪ねた中で、最もにぎわっていたのが「ひらふ亭」であった。ロビーはスキー客で大混雑。多くは中国人などのアジアからのお客のようであった。
実はこのホテルは函館・湯の川温泉に本社を持つ湯の川プリンスホテル渚亭(代表取締役社長河内昌貴氏)が経営している。近くのウイークリーマンションタイプの「函館湯の川リバーサイドホテル」も経営している。
以前より湯の川温泉には時々訪ねる機会があったが、湯の川プリンスホテル渚亭は一度も足を運んでいなかった。ニセコの「ひらふ亭」を知ってからは興味がわき一度訪ねてみようと思っていた。4月12 日にその機会を得た。お会いした河内社長は最近社長職を引き継いだばかりの3 代目オーナー。長身で若々しさがみなぎっている。
本誌 松沢良治 ニュースな話&人物クローズアップ
湯の川プリンスホテル渚亭
【月刊HOTERES 2016年06月号】
2016年06月03日(金)